投稿者「modo」のアーカイブ

チュートリアル:Curve Probeによるテクスチャ設定

Pixelfondueでお馴染みのクリエイターGreg Leuenberger氏によるCurve Probeを使ったテクスチャ設定方法に関するビデオが公開されていましたので、ご紹介いたします:

Curve Probe for Texturing

Curve Probeとは既存のカーブに従って、テクスチャやマテリアルなど、他の要素をコントロールする機能です。「カーブの始端から終端に向かって」や「カーブからの距離に従って」等、カーブをもととした多様な表現が可能になります。

Curve Probeに関しては、日本語解説ビデオもご用意いたしておりますので、ぜひこちらも併せて参考にしてみてください:

カーブプローブを用いたカーブによる筋彫りの表現

キット:「Emmy for MODO」

パーティクル関連など、リグを活用した様々なModoチップスを公開・解説してくれるSteve Hill氏から新たなキットがリリースされていましたのでご紹介します:

Emmy for MODO

このキットには、4個のパーティクルエミッター、2個のフォールオフ、11個のフォース、3個のプローブが含まれており、それぞれの使い方を解説するPDFドキュメント、さらにはサンプルシーンも含まれています。

Modoのパーティクルをさらに拡張してくれるこのキットを使うと、いろんな面白い表現が可能になりそうです。パーティクルの表現をより深めていきたいという方は、ぜひこちらのキットを使ってみてください!

 

 

リリース:Modo 16.1v8 日本語版ダウンロード配布開始

2023/09/21 Modo開発元Foundry社よりModo最新マイナービルド16.1v8がリリースされました。これを受け、Modo 16.1v8日本語パッチプログラムの配布を本日より開始いたします。

メンテナンスおよびサブスクリプション契約期間に該当するお客様は、弊社ダウンロードサイトより最新ビルドModo 16.1v8をダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

ただし本バージョンより、配布する日本語版の形態が変わりますのでご注意ください。MODO 16.1v8 以降のバージョンでは、Modo開発元Foundry社の開発システム改修により、日本語版インストーラによるModo日本語版プログラムを配布するのではなく、英語版プログラムを日本語化するために、英語版プログラムに加え、日本語化パッチプログラムを配布いたします。これに伴いインストール方法が変更されますので、ダウンロードファイルに同梱されているドキュメント「インストールについて」に記載されている手順に従い、インストールをお願いいたします。

本バージョン16.1v8では、Solidworks 読み込みプラグインが更新され、Solidworks 2023 ファイルの読み込みがサポートされるようになりました(Windows 版のみ)。さらにModo 16.1で追加されたドキュメントにも日本語対応しています。Modo 16.1v8における更新履歴、および既知の問題点につきましては、下記をご覧ください:

Modo 16.1v8 新機能
Modo 16.1v8 更新履歴
Modo 16.1v8 既知の問題点

 

 

事例ビデオ:「Linus Tech Tips 3D neon sign timelapse」

ネオンサインをモデリングしているビデオが公開されていましたのでご紹介いたします:

流れるようにモデリングしていますよね。特に曲がっている個所をモデリングする際にブリッジツールを多用することで、より簡単にスムーズなパイプ作りを可能にしています。モデリングの際には断面同士を簡単に接続することができるブリッジツールは、いろんな場面でかなり便利に使うことができますので、ぜひブリッジツールの便利さを再確認してみてください!

エッジ間/ポリゴン間をつなぐメッシュをつくるには

 

 

フォーマット変換サイト:「Convert 3D」

ウェブ上などで欲しいモデルデータを見つけたけれど、読み込めないフォーマットだった場合、使えなくて悔しい思いすることないですか?今回はオンライン上でデータのフォーマット変換が可能な便利なフォーマット変換サイトをご紹介します:

https://convert3d.org/all

このサイトでは52ものフォーマットから、数多の汎用フォーマットへと変換することができます。試しに3DS形式のモデルをOBJへと変換してみました。手順はいたって簡単。オリジナルのデータのフォーマットの個所から、変換したい先のフォーマットを選択すると、ファイルをアップロードする画面が出てきますので、ファイルをアップロード。無事変換されるとウェブ上でデータをプレビューできますので、問題ないようであればダウンロードという流れです。

これで「フォーマットに対応してないから使えない」なんてことはなくなりますよね。フォーマット変換にお困りであれば、ぜひ一度試してみることをお勧めいたします!

 

 

チュートリアル:キャラクタの頭部モデリング

クリエイター海津ヨシノリ氏によるキャラクタの頭部モデリングのチュートリアルが公開されていますので、ご紹介いたします:

https://kaizu-blog.blogspot.com/2023/09/modo-22.html

このチュートリアル、かなりシンプルでわかりやすく、すぐに試してみることができます。試しに作ってみましたが、あっという間にこれくらい形作ることができました:

海津ヨシノリ氏には以前、Modoモデリングワークショップを開催いたしました。アーカイブを公開いたしておりますので、ぜひこちらもご覧ください!

 

 

アーティスト紹介:Jarek Dudziński氏

数多くのアーティストの方々が作品を紹介しているArtStationで、Modoを活用した作品を紹介しているアーティストJarek Dudziński氏をご紹介します:

https://www.artstation.com/artwork/elJQ4w

使用されているのはModoとPhotoshopのみとのこと。柔らかい空気感がとても素敵ですね。ArtStationにはModoを活用されているユーザー様の作品も多くご覧いただけますので、ぜひ検索してみてくださいね!

 

 

制作事例:「Tamiya Avante Black Special Assembly」

Modoを使ってモデリングおよびアニメーションがつけられたタミヤ アバンテの組み立て動画をご紹介します:

非常に細かいパーツに至るまで、精巧に組み合わせていくアニメーションが見ているだけでも気持ちよく爽快になります。プラモデル好きの方にとっても、見てて楽しい動画になっているかと思います。

このアニメーション動画、作成されたのは3年前のようですので、その時点ではロゴテクスチャはUVで行われていたかもしれませんが、Modo最新バージョン16.1で搭載されたデカール機能を活用すれば、複雑な曲面などに対してシールのようにロゴをペタッと貼り付ける表現をいとも簡単に実現できます。ぜひこの機能、テクスチャ設定時にお役立てください!

UV を必要としないデカール機能によるメッシュ・テクスチャの投影

 

 

紹介ビデオ:「ShadowCatcher」

Modoの便利な機能の一つに、自動的に影を生成してくれる「シャドーキャッチャー」という機能がありますが、この機能を簡潔に紹介してくれているビデオが公開されました:

ほんの少しのステップだけで、自然な影を労力なく生成してくれるとても素敵な機能ですので、まだご存じじゃないという方は一度実際に使ってみてください。

またこのシャドーキャッチャーを利用して、影ではなく反射を表現できる方法もあります。以下に日本語解説ビデオをご用意していますので、こちらもぜひお試しくださいね!

反射部分だけを取り出す反射キャッチャーを作るには

 

 

モデリング動画:「Modo 16 and Footwear design 3D modelling (Retopology method)」

前回はNIKEシューズのモデリング事例をご紹介しましたが、今回ご紹介するビデオではリトポロジ機能をフル活用してシューズを作成しています:

リトポロジだと、自分でジオメトリの流れをより意識的に考えながらモデリングできるのが良いですよね。またリトポロジ機能は、穴が開いている部分の修復など、ジオメトリの整形に便利に使えるツールもそろっており、大変使いやすいツールですので、リトポロジをモデリングに利用したことがないという方は、ぜひ使ってみてください!

リトポロジの基本的な使い方