Splash Kitなどを使えば、窓や瓶についた水滴をいとも簡単に、そしてリアルに表現することができますが、実はmodo標準のプロシージャルテクスチャを用いることでも、リアルな水滴表現を可能であることを、Luxologyフォーラムで紹介されています。
http://forums.luxology.com/topic.aspx?f=32&t=73308&page=2
シェーダーツリーを見てわかるとおり、特別なキットやマテリアルは使っていません。使っているのはPebblesテクスチャです。Pebblesはmodoに標準でついてくる拡張テクスチャの一種であり、この拡張テクスチャには数多くの面白いテクスチャが用意されています。
拡張テクスチャにどんな種類のプロシージャルテクスチャが揃っているのか、それによってどのような表現が可能になるのかは、インライン・ヘルプ・システムをご覧頂くのが一番はやいでしょう。インライン・ヘルプ・システムを起動したら、ホーム >> シェーディング、ライティング、レンダリング >> シェーダツリーアイテム >> E:modo テクスチャを開いてみてください。各カテゴリ毎にサンプルの使用例が提供されています。この拡張テクスチャの面白いところは、パラメータを変化させたり、他と組み合わせることで、サンプルで提供されている表現をはるかに超えた面白い表現が可能になるという点にあります。
フォーラムでは上記の水滴のシーンファイルも公開されていますので、ぜひ実際にシーンを読み込んでみてください。シェーダーツリーから各アイテムの表示・非表示を切り替えて、どのような働きになっているのか確認してみると、理解しやすくなるかもしれません。拡張テクスチャの中にある様々なテクスチャを使って、あなただけの独自の新しい表現にぜひ挑戦してみてください!