月別アーカイブ: 2013年3月

MODO JAPAN GROUPよりご挨拶

今までLuxologyJPとして、MODOに関する様々な情報をご提供してまいりましたが、2013/03/27より改めましてMODO JAPAN GROUPとして活動することになりましたことを、ここにご報告させていただきます↓

MODO JAPAN GROUPよりご挨拶

LuxologyJPではMODOおよびMODO関連製品のテクニカル面における製品化やサポート、イベントの開催、ウェブなどでの製品情報公開の促進などに携わってまいりましたが、これまで株式会社イーフロンティア様により行っていただいておりました国内におけるMODOの販売およびユーザー管理業務などに関する事業すべてを含めまして、MODO JAPAN GROUPへと移管し活動していく旨、The FOUNDRY社と契約を締結いたしました。

MODOの面白さ・楽しさ・素晴らしさを広くご理解いただけるよう、また、より快適なMODOによる制作環境を皆様にご提供できるよう、これまで以上に努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

MODO JAPAN GROUPスタッフ一同

 

MODO 701 Luxologyよりリリース!

いよいよ本日、The FoundryよりMODOの最新バージョンMODO 701がリリースされました!

日本時間深夜に行われたウェビナーはご覧になりましたでしょうか?

今回のバージョンアップではパーティクル機能の搭載やオーディオのサポート、アニメーションインターフェイスの改修といった目立った機能だけでなく、プレビューやレンダリングの大幅な高速化、より使いやすいワークフローへの改善などといったクリエイターの立場に立ったバージョンアップ内容となっています。

新機能の内容については、Luxologyサイトにて新機能ツアーページが用意されていますので、そちらをご覧ください↓

MODO 701 新機能ツアー(英語版)

また、このウェビナーの様子はYoutubeにもアップされておりますので、ご覧いただけなかった方はぜひそちらもチェックしてみてください↓

国内ではLuxologyよりMODO 701がリリースされたことを受け、本日MODO 701 日本語版に関する情報も公開の運びとなりました↓

MODO 701 日本語版につきまして

現在、MODO 701 プレリリース日本語版(04/10ダウンロード版リリース予定/日本語GUI&MODO 701日本語新機能ガイド付き)の準備を進めておりますので、皆様今しばらくお待ちくださいませ!ご不明な点等ございましたら、お気軽にsupport@luxology.jpまでお問い合わせくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

MODO 701 スニーク映像続々登場!

次期バージョンMODO 701のスニーク映像が、Luxologyから続々と発表されていますが、皆さんご覧になりましたでしょうか?

MODO 701新機能の目玉であるパーティクル機能について、またその他にもアイテムシェーダ機能インポータンスサンプリング機能など、MODO 701から搭載される様々な機能についての紹介ビデオが、毎日続々と公開されています。

中でもオススメなのがパーティクルのスカルプト機能、それにインポータンスサンプリング機能です:

パーティクルはいったんその軌跡をメッシュへと変換することで、通常のメッシュに対するトランスフォームやデフォームをかけ、さらにパーティクルに戻すことで、自在にその軌跡を修正することが可能です。メッシュに変換した状態でスカルプト機能を使えば、ブラシでパーティクルの流れをデザインすることができるという柔軟な設計になっています。

またインポータンスサンプリング機能は、グローバルイルミネーションをさらに高速化するためのオプションです。グローバルイルミネーションを多用される方にとっては、大変嬉しい機能ではないでしょうか。

このMODO 701スニーク映像、以下のフォーラムにて公開されていますので、ぜひチェックしてみてください↓

http://forums.luxology.com/forum.aspx?f=4

また、3月25日深夜(26日AM02:00)より”MODO 701の新機能ツアー“がウェブキャストにて行われます。深夜の時間帯ですので見ていただくのは難しいかもしれませんが、参加人数に制限があるとのことですので、新機能ツアーをいち早くチェックしたい方はぜひご登録ください!

MODO 701 新機能ツアー 登録ページ

 

ACS(オートキャラクタセットアップ)キット Luxologyよりリリース!

ついに待望のキャラクタセットアップ用キットACSがLuxologyより先週リリースされました!

このACSキット、煩雑になりがちなキャラクタのセットアップワークフローを、様々なメニューやプリセットを利用して、簡単にセットアップできるという優れもののキットです。キャラクタアニメーションを考えられている方にとっては、必須といっても良いツールなのではないでしょうか。

また、このACSキットを使ってセットアップしたキャラクタを、Unityへと持っていく方法も動画で紹介されています↓

これでゲームのキャラクタアニメーションなども、modoだけでも十分に制作できることが確認できますね。このキット、日本国内では日本語簡易マニュアルを付属して来月中旬以降、リリース予定にいたしております。どうぞお楽しみに!

 

MODO 701無償アップグレードキャンペーン開始!

いよいよ、modo期待の最新バージョンMODO 701のプレビュー映像が公開されました。公開第一弾映像は、パーティクル

表現力がより高まってステキですね!601から搭載されたパーティクル機能ですが、701ではエミッターや他アイテムとの衝突機能など、本格的なシミュレーション機能が実装されるようになりました。

このMODO 701スニークピーク映像公開を記念し、本日より無償アップグレードキャンペーンを開始いたします!

MODO 701無償アップグレードキャンペーン

modo 601をお持ちでない方は、modo 601もMODO 701も手に入る絶好のチャンスです!ぜひこの機会をお見逃しなく!!

 

導入事例:ゲーム「Grump’s Quest」

modoを使用した導入事例として、ゲーム「Grump’s Quest」が紹介されています:

Grump’s Quest

モデリングはmodo、スカルプトはZBrush、シーン構成はXSI、そしてゲーム構築はUnityと複数のアプリケーションを駆使して、素晴らしいゲームの世界が広がっています。

また、このゲームのメインキャラであるGrumpのひげや髪の毛も、modoのファー機能を使用しており、紹介記事がアップされています:

http://rockkissdme.tumblr.com/post/43637494333/texturing-grumps-hair-using-selection-sets-in-modo

顔のマテリアルは変更せず、ひげや髪の毛を生やしたい箇所にだけポリゴンセットを設定し、そのポリゴンセットに対してファー機能を適用しているんですね。modoのシェーダツリーでは、マテリアルやパート、ポリゴンセット、アイテムといった適用箇所を種類で指定することで、さらに細やかなマテリアル設定を行える、というのもmodoの大きな利点の一つでもあります。

 

導入事例:映画「フライト」

現在、日本でも公開中の映画「フライト」ではmodoやNUKEといったThe Foundry製品が多く活用されており、VFX製作を担当したアトミック・フィクション社のインタビューが掲載されています:

In Flight with NUKE, OCULA and modo

昨年12月に行われたThe FOUNDRYウィンターツアー2012TOKYOでは、このアトミック・フィクション社のスタッフが来日し、実際に「フライト」のVFXパートのメイキングを公開していますので、ご覧になった方もいるかもしれません。

モデリングパートにmodoを採用することで作業時間を大幅に短縮し、さらに多くの合成シーンをNUKEの3D空間機能で処理することで、素晴らしいシーンを作り出しています。

この「フライト」のVFXメイキングビデオが一部公開されていますので、ぜひご覧下さい!

 

チップス:水滴

Splash Kitなどを使えば、窓や瓶についた水滴をいとも簡単に、そしてリアルに表現することができますが、実はmodo標準のプロシージャルテクスチャを用いることでも、リアルな水滴表現を可能であることを、Luxologyフォーラムで紹介されています。

http://forums.luxology.com/topic.aspx?f=32&t=73308&page=2

シェーダーツリーを見てわかるとおり、特別なキットやマテリアルは使っていません。使っているのはPebblesテクスチャです。Pebblesはmodoに標準でついてくる拡張テクスチャの一種であり、この拡張テクスチャには数多くの面白いテクスチャが用意されています。

拡張テクスチャにどんな種類のプロシージャルテクスチャが揃っているのか、それによってどのような表現が可能になるのかは、インライン・ヘルプ・システムをご覧頂くのが一番はやいでしょう。インライン・ヘルプ・システムを起動したら、ホーム >> シェーディング、ライティング、レンダリング >> シェーダツリーアイテム >> E:modo テクスチャを開いてみてください。各カテゴリ毎にサンプルの使用例が提供されています。この拡張テクスチャの面白いところは、パラメータを変化させたり、他と組み合わせることで、サンプルで提供されている表現をはるかに超えた面白い表現が可能になるという点にあります。

フォーラムでは上記の水滴のシーンファイルも公開されていますので、ぜひ実際にシーンを読み込んでみてください。シェーダーツリーから各アイテムの表示・非表示を切り替えて、どのような働きになっているのか確認してみると、理解しやすくなるかもしれません。拡張テクスチャの中にある様々なテクスチャを使って、あなただけの独自の新しい表現にぜひ挑戦してみてください!