月別アーカイブ: 2012年6月

ユーザープロファイル:秋元きつね氏

今回、ユーザープロファイルでご紹介するのは、秋元きつね氏です。

ユーザープロファイル:秋元きつね氏

秋元氏はテレビ番組「アインシュタイン」「ウゴウゴルーガ」といったCG黎明期からクリエイターとして活躍されており、吉井 宏氏らと共に製作を手がけた映像作品「ヤンス!ガンス!」ではアヌシー国際アニメーションフェスティバル/オタワ国際アニメーション映画祭でノミネートされるなど、ご自身のバンド活動・自主映像製作活動も含め、幅広い分野で活躍を続けていらっしゃいます。

modoの最新バージョンmodo 601の新機能を存分に活用しながら、新しいキャラクタや映像作品を生み出し続けている秋元氏から伺ったお話、大変興味深いものとなっておりますので、ぜひご覧下さい!

 

CAD Loaders for modo/Power SubD-NURBSリリース!

本日よりmodo CADワークフローツールであるCAD Loaders for modoPower SubD-NURBSプラグインの販売を開始いたします。

CAD Loaders for modoではCADのデータをmodoへと読み込み、Power SubD-NURBSではmodoで製作したデータをCADデータへと書き出すためのプラグインであり、CADデータとmodoとの読み込み/書き込みを円滑に行えるようになります。使い方も簡単!日本語ドキュメントが付属しておりますので、操作に迷われることはありません。CADデータとのやりとりが発生するワークフローでは欠かせないツールとなっています。

ご自分のワークフローの中でどれだけ役に立つものなのかを試してみたい!という方のために、今回このプラグインの体験版をご用意しております。ぜひプラグインの機能を納得いくまでお試しいただき、購入をご検討くださいませ!

 

modo 601 サービスパック2日本語版リリース開始!

お待たせいたしました!本日よりmodo 601 サービスパック(SP)2 日本語版のリリースを開始いたしました。

このサービスパック(SP)2では、様々なバグフィックスが行われております。詳しい修正内容につきましては、こちらをご覧下さい↓

modo 601 サービスパック2 フィックスリスト

SP2プログラムは、イーフロンティア マイページよりダウンロード可能となっておりますので、下記リンクよりログインの上、ダウンロードをお願いいたします↓

イーフロンティア マイページ

modo 601 サービスパック2

Luxology社よりmodo 601 SP6(サービスパック2)がリリースされました。Luxology.comに製品登録をされているユーザーの方は、Registered Productsのページから英語版をダウンロードすることが可能です。modo 601 SP2 DetailsのページにSP2の変更一覧が公開されています。下記は変更一覧の日本語訳です。

  • バグ修正:レンダーウィンドウは、レンダー完了時に最終カラー出力をデフォルトで表示するように修正されました。
  • バグ修正:クリップリストのギャラリーモードは、画像リストが変更されたときに正しく更新されるように、更新イベントをチェックするように修正されました。
  • バグ修正:プリセットブラウザのディレクトリのフィルタ処理が正しく行われるように修正されました。
  • バグ修正:ウェイトペイントツールがメッシュのブラシモードをオフにしたときにメッシュが正しく更新されないバグが修正されました。
  • 改善項目:フォトンマッピングの速度が大幅に改善されました。
  • バグ修正:フレームレンダー状態をディスクに保存する際のメモリーリークが修正されました。
  • バグ修正:アイテムモードにおける1Dスナップの問題が修正されました。
  • バグ修正:タイムラインのオプションでリアルタイム再生を有効にしても正しくリアルタイムに再生されないケースが修正されました。
  • 追加項目:選択されたレンダースロットでプリセットのサムネイル画像を置き換える機能が追加されました。
  • バグ修正:右マウスボタンの”環境をプリセットとして保存”が動作しなかった問題が修正されました。
  • バグ修正:インテリアシーンにおけるヘアーシェーダの問題が修正されました。
  • バグ修正:ハーフトーンマテリアルがスクリーン座標の解像度に関連づけられていた問題が修正されました。
  • バグ修正:マルチレゾリューションメッシュのスカルプトデータがケージモードに変更したときに失われてしまう問題が修正されました。
  • 追加項目:レンダーブーリアンは、セルシェーダと共存できるようになりました。
  • バグ修正:頂点カラーペイントがRGBAマップに対して正しく動作しない問題が修正されました。
  • バグ修正:カーブウェイトがシーンの保存もしくはグラフ編集でシフトキーを押したときに消えてしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:ある特定のケースでキーフレームのウェイトが消えてしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:key.slopeTypeコマンドのスペルミスが修正されました。
  • バグ修正:”Surface as Volume”がUVマップと一緒に使用できるように修正されました。
  • 追加項目:ボリュームをGIらしくベイクするときに便利な”Volumetric Ambient Color”エフェクトが追加されました。
  • バグ修正:重複頂点を持つサブディビジョンサーフェイスポリゴンがクラッシュを引き起こす潜在的なバグが修正されました。
  • バグ修正:頂点マップスカルプトツールの非連続カラー頂点マップに関する問題が修正されました。この変更は照明をベイクして作成したカラーを編集する際に重要です。
  • バグ修正:対称モードで開いたカーブを作成したときにカーブの開始点が逆になってしまった問題が修正されました。
  • バグ修正:スナッピングが効かなくなる潜在的なバグが修正されました。
  • バグ修正:レンダーウィンドウで’=’キーがズームインの代わりにズームアウトしてしまう問題が修正されました。
  • 改善項目:”Surface as Volume”が特定のケースにおいてレイ交差が正しく計算されない問題が修正されました。
  • 更新項目:modoのPerlライブラリが更新されました。
  • バグ修正:スカルプトをしている最中にTABキーを押してしまうとスカルプトデータが消失してしまう問題が修正されました。
  • 改善項目:エレメントアクションセンターはレイジー選択モードをサポートしました。
  • バグ修正:select.betweenコマンドは、N多角形に対しても動作するように変更されました。
  • バグ修正:潜在的なランダムクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:作業平面を使用中にviewport.maximizeを使用するとビューポートのカメラが移動してしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:プリセット保存時の潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:自動ウェイトキーで生成されたウェイトに関する問題が修正されました。これはカーブ形状を自動からマニュアルウェイトに変換したことが起因する問題で、キーハンドルが正しく表示されず、他のキー編集にも問題を引き起こしていました。ある状況においてこの問題は古いシーン(自動ウェイトキーとマニュアルウェイトキーのスパンなど)のカーブ補完に影響を及ぼします。自動とマニュアルウェイトキーの一方だけを持つスパンには影響はありません。
  • 改善項目:スクリーンスペースでハンドル上にマウス位置を投影する事によって引き起こされる非マニュアルスロープを持つキーのウェイト編集の問題が修正されました。key.weightコマンドに最小ウェイト値の限界値が設定されました。
  • バグ修正:ヘッドレスモードにおけるポストレンダリングの処理が修正されました。
  • バグ修正:同じコマンドエイリアスを二回使いしたときの潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:ポリゴンモードにおけるレイジー選択の問題が修正されました。
  • バグ修正:コマンドエイリアスを削除した際に発生していたクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:ScriptQueryインターフェイスが修正されました。
  • バグ修正:パースペクティブビューから平行投影ビューに変更した直後に投げ縄選択が正しく動作しない問題が修正されました。
  • バグ修正:”Assign Selection Set”コマンドの潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:フォーム編集で新しいフォームを作成したときの潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:UV PackコマンドをLock Stackedオプションを有効にして実行したときにクラッシュするケースが修正されました。
  • バグ修正:poly.mergeが境界のエッジを選択状態にしない問題が修正されました。
  • バグ修正:GUIのmodoを再起動するまで、ヘッドレスモードがSpace Navigatorのフォーカスを奪ってしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:プレビューが幾つかのオプションを再オープンしても復元しない問題が修正されました。
  • バグ修正:プレビューがレンダータブを切り替えた際にポーズ状態を保持しない問題が修正されました。
  • 追加項目:UVタイルのペイントが追加されました。
  • バグ修正:ループスライスの潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:背景エレメント上でviewport.goto (‘g’ キー)を実行したときに正しく動作しない問題が修正されました。
  • バグ修正:タイムラインをスクラブしたときにMDDがクラッシュするバグが修正されました。
  • バグ修正:スナッピングが効かなくなる幾つかのケースが修正されました。
  • バグ修正:アクションセンターをエッジ中心にした際のドラッグスナップのバグが修正されました。
  • バグ修正:ライトの表示属性をオンオフした際にプレビューが形状全体を更新してしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:通常範囲外の継ぎ目でUVタイルをペイントしたときのバグが修正されました。
  • バグ修正:シャドウレイを持つSurface as Volumeの問題が修正されました。
  • 改善項目:アンスナップハンドルの形状が見やすく変更されました。
  • バグ修正:グラフ編集がキーが二つ以下のチャンネルを表示しない問題が修正されました。
  • バグ修正:US English言語以外で入力編集のヘルプを呼び出したときの問題が修正されました。
  • バグ修正:OS Xの再描画の問題が幾つか修正されました。
  • バグ修正:非常に長い名称で選択セットを設定したときにバッファがオーバーフローする問題が修正されました。
  • バグ修正:キーホールポリゴンをPixar SubDに変換したときに起こる潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:デフォームされたメッシュのファーマテリアルがレンダリングの視界から一部カットされてしまう問題が修正されました。
  • SDK:ビルド設定から古いファイルのリンクを削除しました。
  • バグ修正:境界エッジが選択されている状態で、エッジループの追加選択が失敗する場合が修正されました。
  • バグ修正:バックスラッシュをファイルパスに持つ画像ブラシを読み込んだ際にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:Matcapがアルファ出力を破壊していたバグが修正されました。
  • バグ修正:OS Xでローカルユーザーフォルダがない状態でmodoを起動するとクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:アンドゥを使うとデフォルトアクションセンターもしくはジオメトリスナップモードがおかしくなる問題が修正されました。
  • バグ修正:ネットレンダーマスターがレンダリングしている間にネットワークへのオーバーヘッドで応答しなくなる問題が修正されました。
  • バグ修正:レンダリング中に非正方形バケットをディスクに書き込んだときの潜在的なクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:レンダーウィンドウで使用するキーの修正版(Ctrl-Sなど)が動作しなくなる問題が修正されました。
  • バグ修正:不正な頂点数を持つベジェカーブに関するせんざいが修正されました。
  • バグ修正:不正なベジェカーブが原因で移動ツールのハンドルが消えてしまう問題が修正されました。
  • SDK:OS X Xcodeプロジェクトの”Symbols Hidden by Default”オプションを有効にしました。
  • バグ修正:MMB投げ縄選択がカスタム作業平面で失敗する問題が修正されました。
  • 追加項目:サポートされていないAlembicのモーフ入力に対して警告メッセージが表示されるようになりました。
  • 追加項目:ファーのビュー円錐カリングのデフォルトをオンに設定しました。
  • バグ修正:OS Xにおいて、他のアクティブなアプリケーションウィンドウ上にモーダルダイアログが表示されてしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:マクロの引数で各引数の最後の文字が削られてしまうバグが修正されました。
  • 追加項目:modo 601 sp1で消してしまったStereo composite: (none)オプションを再度追加しました。
  • 改善項目:コマンド履歴のクラッシュがレポートされるように改善されました。
  • バグ修正:Subdivideコマンドはカーブのウェイトを正しく補完するように修正されました。ヘアーガイドのリグに関するバグ修正です。
  • バグ修正:MDDインフルエンスのパス入力フィールドがクリアされてしまったときにクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:大きなデフューズラフネスとバンプもしくは法線マップを持つサーフェイスの間接照明でのアーティファクトが修正されました。
  • 改善項目:イラディアンスキャッシュを使用した際に、特定のシーンでのレンダリングパフォーマンスが3倍以上高速に改善されました。
  • 改善項目:シーン上にたくさんのメッシュが存在するときのパフォーマンスが改善されました。
  • バグ修正:3Dビューである角度からスナップハンドルが見えなくなる問題が修正されました。
  • バグ修正:グリッドスナップが最初のマウスクリックでスナップしなくなるバグが修正されました。
  • 更新項目:グリッドスナップのアンスナップカーソルは新しいハンドル形状で表示されます。
  • バグ修正:固定スナップモードでのジオメトリスナップは、エッジセンターやポリゴンセンターに対しても動作するように変更されました。
  • バグ修正:ワイヤーフレームモードで重なっているエッジを選択した際に一つのエッジしか選択されなくなっていたバグが修正されました。
  • 改善項目:テクスチャがアロケートできない場合の処理が正しくハンドルさるように改善され、レンダータブに変更したときに一部のユーザーで発生していたクラッシュが行いように保護されました。
  • 改善項目:ウェイトマップ値をルート頂点からヘアー上のウェイトマップにコピーするようにファーのワークフローを改善しました。
  • 改善項目:不正なストロークメッシュによって引き起こされるスカルプティングのランダムクラッシュが修正されました。
  • 改善項目:UVタイルの問題を修正するためにピクセルシェーダーが改善されました。
  • バグ修正:メッシュペイントレプリカにおけるGL再表示のエラーが修正されました。
  • バグ修正:メッシュペイントのインスタンスモードが不安定になる問題が修正されました。
  • バグ修正:Space Navigatorのビュー回転中心の計算時にCheckpointオーバーフローが発生する場合が修正されました。
  • バグ修正:ウェイトコンテナにポイントを追加した後でウェイトツールがクラッシュする問題が修正されました。
  • 改善項目:Windows上でSpace Navigatorを使用したときのパフォーマンスを改善しました。大きなシーンでパックを手から離したときの遅延が減少するようにイベントメッセージの処理を改善いたしました。
  • 改善項目:たくさんのメッシュアイテムを持つシーンのアイテム表示のパフォーマンスを改善いたしました。
  • バグ修正:プレビューのズームでセルとハーフトーンシェーダーのエッジが隠れてしまうバグが修正されました。
  • バグ修正:UVコマンドをスクリプトから呼び出したときのクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:TV Projection 35mm 4kの高さのスペルミスを3072から3007に変更しました。
  • バグ修正:ループスライスの”曲率の保持”オプションはモーフマップ選択状態を正しく取り扱えるように修正されました。
  • バグ修正:ローカルアクションセンターの動作に関するバグが修正されました。
  • バグ修正:3dsMax 2012から出力されたFBXの頂点カラーマップが正しく入力されるように修正されました。
  • バグ修正:選択したテクスチャが画像マップの時、texture.uvMapのクエリーがクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:”tool.flag toolName visible ?”が0もしくは1だけを返していた問題が修正されました。
  • バグ修正:user valueの種類を同じ種類に変更した時、設定されている値が消えてしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:item.presetSaveコマンドとselect.presetコマンドがエイリアスを正しく参照しない問題が修正されました。
  • バグ修正:ファイルが入力で読み込まれたときアニメーションが失われてしまうAlembicのバグが修正されました。
  • バグ修正:プレビューでSHIFTを押しながらスクロールホイールでズームをすると、レンダリングはズームされるがカメラに投影された環境画像がズームされない問題が修正されました。これは背景にフィットした3Dモデルに関するワークフローに関する大きな問題でした。
  • バグ修正:ノンリニアパスコンストレイントが正しく動作しない問題が修正されました。
  • バグ修正:スキンマテリアルのデフォルトバンプとディスプレースメントがベースマテリアルで一致するように修正されました。
  • バグ修正:ジオメトリスナップが非表示のアイテムに対して機能してしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:パーティクルクラウドの最大パーティクルの設定を1以下にしたときのクラッシュが修正されました。チャンネルの値は1以上になるように制限がかけられました。
  • バグ修正:レンダーブーリアンで”remove surface”オプションを削除したときに発生していたメモリーリークが修正されました。
  • バグ修正:最大テクスチャ解像度が8192より小さな値に設定した後に、再び8192に設定できなくなるバグが修正されました。
  • バグ修正:シェーダツリーのマテリアルマスクの位置が、MatCapシェーダと同位置になってしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:ケルビンチャンネルモディファイアが上限値、下限値によって謝った値が設定されないように修正されました。
  • バグ修正:マテリアルのディゾルブがシャドーをフェィドしない問題が修正されました。
  • バグ修正:Add to Selection Setコマンドのダイアログが選択したレイヤーの選択セットしか表示しない問題が修正されました。
  • バグ修正:ブラシの補間プロパティがセッションで保存されない問題が修正されました。
  • バグ修正:プレビューを開いている状態で、画像マップをブロブに追加したときにクラッシュする問題が修正されました。
  • 更新項目:寸法ツールがCADアイテムやギアアイテムなどのプロシージャルアイテムに対して機能しない問題が修正されました。
  • バグ修正:特定のシーンを読み込むとネットワークのスレーブが失敗する問題が修正されました。
  • バグ修正:カーブトランスフォームツールのStepsを変更したときに偶発的にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:パッチカーブツールのPerpendicularもしくはParallelアトリビュートを変更して不正な値を入力した際にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:トポロジースケッチツールは対称モードで対称なカーブを作成するように修正されました。
  • バグ修正:ヘッドレスモードで”tool.set TransformMove on”コマンドを実行した際にクラッシュする問題が修正されました。
  • 改善項目:ネットワークノードのフィルターを追加することによってネットワークレンダリングは、レンダリングに使用するネットワークレンダリングのグループに一致しないスレーブを抑制するように改善されました。また、netLog.txtファイルにはより詳細なログ情報が書き込まれるようになりました。
  • 改善項目:ネットワークレンダリングの信頼性が向上しました。
  • 改善項目:ネットワークレンダリングのソケット通信が改善されました。
  • 改善項目:netOutログを有効にすると、netLog.txtファイルがmodoのコンフィグファイルと同じ場所に作成され、ネットワークレンダリングに関係する問題に関するデバッグ情報を得ることができるようになりました。ユーザーはネットワークレンダリングが失敗したときにマスターとスレーブシステムに作成されたこのファイルを取り出すことができます。これによりネットワークレンダリングが失敗した原因を究明するための手助けとしてこのログファイルを使用することが可能になりました。これらのファイルをmodoを再起動すると削除されてしまいます。
  • バグ修正:スレーブモードを終了したときにクラッシュするケースが修正されました。
  • バグ修正:ネットワークスレーブが100フレームを超えた後でレンダリングの参加を停止してしまう問題が修正されました。
  • バグ修正:PSUBのマルチレゾリューションモードをオンオフした際にGLポリゴン数が更新されない問題が修正されました。
  • バグ修正:多くのアイテムの表示属性を変更した際にメッシュメタデータが消去されることによって発生していた遅延が修正されました。
  • バグ修正:シェーダツリーの右ボタンコンテキストメニューで名称変更した際にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:タイル化されたEXRなどの半透明画像をスカルプトに使用した際にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:空っぽの頂点マップでカラー頂点マップを編集したときの問題が修正されました。
  • バグ修正:UVビューで選択したテクスチャをペイントした際のバグが修正されました。
  • バグ修正:MacとPCでのヘアーシェーダのレンダリングに違いが出る問題が修正されました。
  • バグ修正:ドラッグウェルドが2つの頂点をウェルドしない場合がある問題が修正されました。
  • バグ修正:アンスナップカーソルの形状変更に関連するクラッシュが修正されました。
  • バグ修正:シーン読み込み中に、存在しないアセットを再選択するダイアログでキャンセルを押した場合にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:スレーブモードのダイアログでSet Shared Directoryボタンが正しく機能しない問題が修正されました。
  • バグ修正:破損したセッションファイルによってmodo起動時にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:プリセットブラウザのフォルダにアイテムをドラッグアンドドロップした時にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:modoのセッションファイルに関連した不正処理によって起動時にクラッシュする問題が修正されました。
  • バグ修正:PBOなどの最近のテクスチャ機能をサポートしないシステムで発生していたプレビューの問題が修正されました。

ユーザープロファイル:松木 洋氏

今回のユーザープロファイルでは大阪で建築をメインとしたCG製作を行うとともに、専門学校の講師としても長く教壇に立たれているソリッドデザインラボ松木 洋氏にお話を伺いました。

ソリッドデザインラボ 松木 洋氏 インタビュー

松木氏からは、クリエイターとして、また若い学生を教える立場としてインタビューに応じていただいており、製作に励まれている方も、またこれからクリエイターを目指す方にとっても参考になる記事だと思います。どうぞご覧下さい!

 

インタビュー:Ron Sullivan氏

写真を元にモデリングし、画像を合成して、新しい画像を生み出していく、といった製作作業を行っているのが、今回Luxology社がインタビューしたRon Sullivan氏です。

元の画像を背景におき、その上からモデリングを行い、自由に質感をつけたりライティングを行ったうえで、背景画像と合成するようです。Ron Sullivan氏はこの製作工程のことを”フォト・リトポロジ“と呼んでいるそうですが、なるほど、ぴったりな造語ですね。

時計などもオリジナルの写真ではポスター解像度に足りないものを、一からmodoで作り直したりしたそうです↓

また、Ron Sullivan氏はmodoを”フォト・リトポロジ“のツールとしてだけではなく、コンセプトデザインを起こすのにも使用しているそうです。modoの快適なモデリング環境であれば、頭に浮かんだイメージを形状まで起こす時間が少なくてすみそうです。

Ron Sullivan氏のインタビュー記事はこちら↓ どうぞご覧下さい。

Ron Sullivan氏 インタビュー

 

チップス:選択を分離

めいっぱいアイテムが含まれたシーン内で、一つもしくは二つだけアイテムだけを表示したい場合、どういう方法をとるのが一番早いでしょうか?

例えば「ブーリアン処理のために前景レイヤーをひとつ、背景レイヤーを一つ選択したい」、または「あるひとつの背景レイヤーにあわせて前景レイヤーを整列させたい」といった場合には、アイテムリストにずらっと並ぶアイテムの中から二つのアイテムだけを選択した上で前景レイヤーと背景レイヤーに設定する、といった処理が必要になってくることもあるでしょう。

前バージョンmodo 501の場合には、こんなときにぴったりのコマンド「選択を分離」が用意されており、ショートカットキーCtrl+1キーを押すことで出てくるパイメニューの中から選択することができました。

ところが、modo 601では他にもたくさんのコマンドが追加された関係上、パイメニューの中からは「選択を分離」が外されています。501の時から「選択を分離」コマンドを多用された方にとっては、ちょっと不便を感じられるかもしれません。今回はmodo 601でもこの「選択を分離」を使えるようにするためのチップスをご紹介します。

まずmodo 501で「選択の分離」を実行した後で、コマンド履歴ビューポートから実際のコマンド名称を調べてみます。最後に実行したコマンドをリストから選択してみると、”@lux_layerHideAllToggle.py“と入力されているため、lux_layerHideAllToggle.pyという名称のPythonスクリプトを実行していることがわかります。

このスクリプト、実はmodo 601にも含まれています。ただし、modo 601ではPythonスクリプト(拡張子.py)としてではなく、Perlスクリプト(拡張子.pl)として含まれているため、コマンドは”@lux_layerHideAllToggle.pl“になります。ためしにmodo 601のコマンドフィールドに”@lux_layerHideAllToggle.pl“と入力してみると、「選択の分離」コマンドが使えるようになるのが確認できます。

ただし、毎回コマンドを打ち込むのは効率が良くないですよね。このような場合には、メニューにボタンを作ってしまうか、キーボードショートカットキーに割り当てるとよさそうです。前回、マクロのチップスをご紹介した際にキーボードショートカットの割り当て方についてはご紹介しましたので、今回はツールバーにボタンを作成する方法についてご紹介します。

modoのツールバーにボタンを追加するには、フォーム編集機能を使用します。システムメニュー > フォーム編集を開き、フォームmodoモードを開いてみます。頂点、エッジ、ポリゴン・・・と並んでいるので、一番下のゴースト表示になっている(新規コントロール)をクリックし、コマンドを追加します。

フォームにコマンドを追加ボタンが出てきますので、先ほどの”@lux_layerHideAllToggle.pl“を入力します。右側のプロパティのラベルに「選択を分離」と入力すれば、ツールバーにはこんな感じでボタンが追加されます。

小さなチップスですが、アイテム数が多いシーンでは何気に便利に使えるチップスですので、一度お試しください!

 

CGWORLD7月号 「ロードバイク1」

今月号CGWORLDに掲載されているmodo連載記事SPEED MODELERではロードバイクが取り上げられています。これから何回かにわたってロードバイクのモデリングが特集されていく予定となっており、初回である今月号では中央部分のフレームをモデリングしています。

シンプルなように見えて、ロードバイクの部品などは全てが滑らかに接合されたモデルになっていますので、モデリングを勉強していくにはもってこいの題材かもしれません。今回は最初にラフモデルを作る作業から始めており、常に最終的な完成モデルをイメージしながらモデリングできるようになっています。

他の方のモデリング手法、ステップなど参考になるところも多いですよね。ぜひこちらの連載記事、ご覧下さい!

 

第12回 modo userGroup OSAKA勉強会 レポート

6/2 (土) modo User Group Okasa主催で開催されました勉強会におじゃましてきました。

前半は柳村氏より一般的な住宅のモデリング方法のご紹介でした。スクリプトを使用した窓の配置やUVマップ,グラディエントを使用した目地の表現など大変参考になりました。

後半は日比氏によるカーブを使ったのモデリング手順の紹介で、ドアノブやカーテンを例にアウトラインの作成からポリゴンを作成する方法を説明されていました。

modo User Group Okasa では、だいたい2ヶ月に一度勉強会を開催されているということですので、modoにご興味をお持ちの皆様、是非次回参加されてみてはいかかがでしょう。

modo UserGroup Osaka
http://modoosaka.blogspot.jp/

柳村氏による一戸建て住宅のモデリング 完成図
日比氏によるドアノブのモデリング カーテンのモデリング

事例紹介:サンノゼ州立大学デザイン学科

国際インテリアデザイン協会(IIDA:International Interior Design Association)の南カリフォルニア支部において行われた学生デザインコンテストでは、サンノゼ州立大学の学生たちがmodoを使って製作した応募作品が受賞を独占しているそうです。

受賞した学生さんたちのインタビューでは「鉛筆や紙を、デフォーマやフォールオフ、シェーダといったmodoの機能に置き換えることで、頭の中に浮かんだデザインを正確に再現できる」といったような、直感的で使いやすく、かつイメージを具現化してくれるツールとしてmodoを活用しているそうです。

詳しいプレスリリースはこちらにありますので、ご興味のある方はぜひどうぞ↓

San José State University Interior Design Students Win Big at IIDA Awards with modo-generated Submissions