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3DCG AWARDS 2011作品応募受付中!

08/01より3DCGクリエイターのための総合コンテスト3DCG AWARDS 2011の作品応募受付が開始されました:この3DCG AWARDS、昨年から開催されたコンテストですが、昨年の一般・デザイン部門 優秀賞を受賞した加藤直樹様の作品「Shinobi」はmodoを使用してモデリングされています:

ステッチやディスプレースメントの具合が、すごく丁寧に作られていますね。

皆様もmodoを活用して、ぜひコンテストに出品してみてください!詳しい募集要項等はこちらのページをご参照くださいませ。

 

プロダクトデザインセミナー レポート

先週土曜日(07/30)、AppleStore銀座にて行われましたプロダクトデザインセミナー、盛況のうちに終了いたしました。多くの方に来ていただきまして、本当にありがとうございました!

講師を務められた日比様はヘッドフォンのモデリングをいちからはじめて、レンダリングするまでの工程をデモンストレーションしてくださいました。ヘッドフォンの写真をテンプレートとして配置し、モデリングを開始。その後、簡単に環境を構築するキットSES(スタジオ環境セット)とマテリアルプリセット集PADを使用して、環境とマテリアルを設定しレンダリング。この完成までに要した時間はわずか45分!時間の短さもさることながら、その短時間の中で出来上がったヘッドフォンの完成度と言ったら、まさに驚きの一言です。AppleStore銀座のセミナー会場は、ほぼ満席状態。日比さんが繰り出していく鮮やか、かつスピーディなモデリングには、受講されている皆さんも目を見張って、内容を真剣に聞き入られていました。その後、イーフロンティアからmodo  501用物理演算プラグインrecoilについて、また3DCG AWARDS 2011についてのご案内させていただきました。
セミナー終了後は、東京ユーザーグループ様主催の懇親会へお邪魔させていただきました。先ほどのセミナーの興奮そのままに、皆さん熱心に話をされています。また、懇親会半ばからは、実際にmodoを使用されているユーザーの方をお招きして、お話しいただきました。

まずはグラフィニカ白井様。白井様はGONZOの時代から長年、アニメーション製作に携わっていらした超ベテランの3DCGクリエイターです。今回もOVA「ヘルシング」でモデリングツールとしてmodoを採用してくださいました。モデリングツールとしてmodoを採用したことにより、ノーマルマップを多用することでモデルの質を保ちつつデータを軽減することが可能であるといった点や、UVの展開のしやすさといった点について、お話しいただきました。静止画のデザインだけでなく、アニメーションの現場において、ワークフローの一つにmodoが採用されていることは、アニメーション制作者の方にとっては大変興味深いところであったかと思います。

続いて、懇親会を主催されていた東京ユーザーグループの宮原様。ユーザーグループの方々から持ちよっていただいた作品を紹介・ご披露していただきました。どの作品も素晴らしい出来栄えで、さぞかし使用されている年数も長いのかと思えば、触り始めたばかりの方もいらっしゃるとか。すごいです。
そして、本セミナーの講師も務めていただきました日比様。一通り、今までの作品の紹介をしていただいた後には、皆さんからの質問に丁寧に答えていらっしゃいました。皆さん、大変に熱心で、持ちよったデータをもとにアドバイスを求めたり、意見交換を行ったりと、大変有意義かつ楽しい懇親会となりました。今回のセミナー講師を引き受けてくださいました日比様、また懇親会を企画主催していただきました東京ユーザーグループ宮原様、そしてご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!今後もこのような企画などを含め、皆さんと一緒にmodoを盛り上げていければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

プロダクトデザイン実践セミナー、いよいよ明日!

 

いよいよ明日、AppleStore銀座にてプロダクトデザイン実践セミナーが行われます!

講師を務められるのは、modo実践チュートリアルビデオの作者としても馴染みの深い日比隆志氏。日比隆志氏はLuxology社のギャラリーサイトにもいくつも画像を投稿されており、いずれも高い評価を得られているmodoのスーパーユーザー様です。

どのようなお話を聞かせていただけるのか、とても楽しみですね!セミナーは無償、予約も必要ありません。土曜日ということもありますので、お近くまでお越しの方はぜひセミナー会場を覗いてみてください。

Apple Store 銀座 7月30日(土曜日)7:00pm〜8:00pm
「3DCG アプリケーションmodoによるプロダクトデザイン実践セミナー」

プロダクト、建築などさまざまなデザインのビジュアライゼーションに使用されている3DCGアプリケーション、modoの実践的な活用方法をご紹介 しま す。最新バージョンmodo 501を使ったスピード感のある効率的なプロダクトモデリングを実演しながら、わかりやすく解説。講師はmodo UserGroup OSAKA所属の3DCGクリエイター、日比隆志氏です。

http://www.apple.com/jp/retail/ginza/

またほんの短い時間ではありますが、recoil の紹介も行います!実際に recoil の動作を見てみたい方もぜひ足を運んでみてください。

 

recoil 日本語版リリース開始!

いよいよ本日より、recoil 日本語版のリリースが開始されました!

この日本語版では、インターフェイス、ドキュメント、付属ビデオ全てが完全に日本語化された状態でリリースされますので、非常にわかりやすく使いやすい仕様になっています。

ビデオは使用方法を紹介するチュートリアルビデオだけでなく、動きを制御するための各コンストレイントの違い、動きに影響を与える各フォースについてなど、ドキュメントの中に日本語字幕付ビデオを埋め込むことで、様々な概念やパラメータを読むだけでなく、見たり聞いたりすることでも学習できるようになっています。

recoil 日本語プレリリース版をご購入いただきました皆様方にも、こちらの完全日本語化されたバージョンを無償でご提供いたしておりますので、ぜひご利用くださいませ!

 

メイキング・オブ “MS11 Alligator Interior Title”

景観を作成するソフトVueをご存知ですか?

Vueの海外ユーザーさんが、modoを使用して作成したオブジェクトをVueに読み込んで仕上げを行うという製作事例が下記の紹介されています↓

http://www.vue9.jp/556/ms11_alligator.html

ほかのソフトとの連携は誰もが興味あるところだと思います。Vueは空や海、森、大気といったあらゆる景観を高い表現力で再現できる大変優れたソフトウェアです。このようなソフトウェアと連携を図ることで、表現の幅が広がるととてもステキですね。

 

 

7/22 & 23 modo 501体験セミナーレポート

先週末 7/22日(金)、23日(土)にかけ、modo 501の体験セミナーを開催いたしました!

今回のセミナーは名古屋の株式会社ディプロス様との共催にて、ディプロス様のセミナールームで開催させていただきました。前半はmodoの概要、インターフェイス等基本的な操作について、また後半はmodoでモデリングしたデータを最終的に設定データへとおとしこむワークフローについての紹介を行いました。

特に、後半の設計データについてのワーフローは、株式会社ディプロス稲葉様にご紹介していただき、最終的に設計用のデータにするまでの行程をmodo、 ZBrush、 Rhinoceros、 T-Splinesのオペレーションを実際に行いながら説明していただきましたので、私どもにとっても、お越しいただきました皆様にとっても、大変参考になる有意義なセミナーになったかと思います。

今回のセミナーにお越し頂きました皆様、株式会社ディプロスの皆様、誠にありがとうございました。

今後もこういった実務に沿ったワークフローの紹介を続けていく予定でおります。当ブログでも今回のようなセミナーが開催される際にはご紹介していきますので、皆様ぜひご参加ください!

株式会社ディプロス様のセミナールームです。7/23は満席でした。ありがとうございます!
modoによるモデリングでベースとなるドラゴンを作成します。
modoからZBrushにデータを持ってきて、モデルを編集している様子です。
Rhinoceros T-Splinesでポリゴンメッシュのデータをサーフェスに変換します。
ディテールを追加して完成となります。

 

 

recoilプレリリース版キャンペーン終了間近!

現在、プレリリース版として販売中のrecoilですが、今月28日からインターフェイス・ドキュメント・ビデオすべてが完全に日本語化されたrecoil日本語版の販売が開始されます↓

この完全日本語版リリースにあわせ、一足先にプレリリース版をご利用いただけるよう、07/27までrecoilプレリリース版キャンペーンを行っております!

通常価格25,200円(税込)のところ、なんと25%オフの18,900円(税込)でご提供している大変お得なキャンペーンです。

プレリリース版をご購入いただいた方にも、そのまま完全日本語版をご提供いたしますので、この機会をぜひお見逃しなく!

 

modo 501 無償セミナー in 名古屋

2011年7月22日(金)23日(土)の二日間、ディプロス株式会社様とmodo501の共同セミナーを開催いたします。

modo501体験セミナー及び設計データまでのワークフロー紹介

■セミナー対象者
・modo、もしくはCG系ツールの導入を検討されている工業製品関連のデザイナー・モデラー・設計者の方必見!!

■セミナー内容
①製品概要説明(modoとは?)
・他CGアプリケーションとmodoの特徴の違いの理解。
・CAD系のソフトとの性質の違いを理解。
②基本操作
・インターフェイスの解説。
・基本操作の解説
・プリミティブなど
③簡単なモデルの作成
・ポリゴンとサブディビジョンサーフェスの解説。
・簡単なオブジェクトのモデリング。
・基本的モデリングツールの理解。
④modo、Zbrush、T-Splines、ライノセラスを組み合わせたモデリング
・ワークフローに沿ったモデリング手順の紹介
・スケッチ画像を参考にmodoで各パーツをモデリング。
・各モデルをZBrushでテクスチャー処理をしT-Splinesでサーフェスに変換。
・ライノセラスにて各パーツをブーリアン等で結合し、ソリッド化を行う。

当日セミナー参加者の方はプレゼントや特典が準備されています。
ふるってご参加ください。

時間 :10:00~16:00(昼1時間休憩)
場所 :ディプロス株式会社
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-17-6 ナカトウ丸の内ビル5F トレーニングルーム
定員  :8名
modo501を幅広いお客様に知っていただくため、定員を超えるお申込があった場合は、初めてお申込みいただいた企業様を優先させていただく場合がございます。予めご了承下さい。
受講料  :無料

本セミナーではmodoやCG系ツールの導入を検討されている工業製品関連のデザイナー・モデラー・設計者の方を対象としていますが、限定しているわけでは全くありませんので、modoをまったく触ったことがない、これから触ってみようかなという方、もしくはmodoを購入したばかり、体験版で触っているけれど実際にどう作業を進めていくものなのかよくわからないといった方、さらにはZBrushやライノセラスといった他のアプリケーションとの連携部分を知りたい!といった方にもお勧めのセミナーとなっております。

2日間とも10:00~16:00(昼1時間休憩)、定員も8名様という中でセミナーを行いますので、丁寧な解説をご期待いただけることと思います。名古屋近辺の方はぜひセミナー参加をご検討ください!

ディプロス様では、ほかにも様々なアプリケーションに関するセミナーも行っていらっしゃいますので、そちらもあわせてご参考にしていただければと思います。

ディプロス様 主催の無料セミナー

 

recoil 日本語プレリリース版販売開始!

大変長らくお待たせいたしました。

Luxology社より販売されていた物理演算シミュレーション用プラグイン「recoil」、本日2011/07/06より、recoil 日本語プレリリース版として販売を開始いたしました!

本プラグインはBullet Physics物理演算エンジンを用いて、modo 501上で剛体物理演算(リジッドボディダイナミクス)シミュレーションを行うためのプラグインとなっています。具体的にどんなことができるのかについては、まずこちらの映像をご覧ください:

このようにオブジェクトとオブジェクトが衝突しあうようなアニメーションを生み出すことができるプラグインなのです。また静止画用に、多くのオブジェクトが互いにのめりこむことなく積み重なるような配置も、recoil プラグインを使用すれば、簡単に設定できるようになります。

recoil紹介ページには、多数の静止画・動画のサンプルが用意されていますので、どうぞそちらもご覧ください。

また、今回販売を開始する日本語プレリリース版では、インターフェイスの完全日本語化に加え、チュートリアルビデオ2本を日本語字幕付でご提供いたします。

来月リリース予定の recoil 日本語版(インターフェイスおよびドキュメント、ビデオ全て日本語化予定)も無償でご提供いたしますので、一刻も早く recoil を触ってみたいユーザー様は、どうぞ一足先に日本語プレリリース版でお試しください!

 

ワイヤーフレームレンダリング:mm_WFRender

以前、便利プラグインとしてカメラ用のプラグインsl_customresをご紹介しましたが、今回はワイヤーフレームレンダリングを行ってくれるプラグイン mm_WFRender をご紹介します。

このプラグインも、Luxology社のフォーラムにて公開・配布されていたプラグインです↓

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=51935
http://www.modonize.com/Scripts/159.aspx

まずはこちらでスクリプトをダウンロードしたら、modoを起動し、システムメニューからユーザーコンフィグフォルダを開くメニューを選択します。

そうすると、お使いのマシン上にあるmodoのユーザーコンフィグのフォルダが開きますので、その中にフォルダを作成してください。名称は何でも構わないのですが、ここではmm_WFRenderをいう名称をつけましょう。フォルダを作成したら、そのフォルダの中に先ほどダウンロードしたファイルに含まれている二つのファイル(index.cfgmm_WireFrame.py)をコピーしてください。これでインストールは完了です!あとはmodoを再起動するだけ。

modoを再起動すると、レンダーメニューの一番下にSet up wireframe renderというメニューが新たに追加されています。これがワイヤーフレームレンダリング用のメニューになります。

では、実際にレンダリングしてみることにしましょう。せっかくのワイヤーフレームレンダリングですから、カッコいいメッシュモデルで試してみよう!ということで、今回はLuxology社のアセットシェアから銃のメッシュをお借りすることにしました。modo上にデフォルトで読み込んだ状態は、このような感じです:

あとは先ほどのメニューを適用するだけなのですが、このスクリプトの使用する際にひとつだけ注意点があります。それは、このメニューを適用する前に必ずシーンを保存しておくこと!ワイヤーフレームレンダリングを実現するために、このスクリプトではメッシュをスタティックメッシュへと変更したうえで処理を行うため、いったん処理を適用すると元に戻れなくなってしまいます。なので、ここはいったんシーンを保存してから、メニューSet up wireframe renderを適用してください。するとアイテムツリー上でメッシュの種類が変更されたのが確認できますね:

ではこの状態でレンダリングしてみましょう。

これでワイヤーフレームレンダリングのできあがりです!精密なモデルであればあるほど、より違った趣が出てきて面白そうですね。