特別連載コラム > アニメーションはむずかしくない |
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皆さんこんにちは!
今回は、前回紹介した「方向」コンストレイントの補足をしておきますね。
建築系などでは、板状のポリゴンに木のテクスチャをマッピングして使用する事がよくございます。
このようなモデルはアングルが固定されている静止画の場合だと問題ないのですが、後でアングルが変わったり、アニメーションすることになるとあじゃぱ~になりますね。。
こんな時には「方向」コンストレイントを使うと、ペラペラが目立たないんですね。
ここでは二本の木のモデルがカメラの方を向くように設定していますよ。
ただ、カメラが上空に移動すると木が倒れた状態になりますね。。
このような挙動はコンストレイントの出力オプションで変更できます。
アイテムリストで木に設定されているコンストレイントを選択し、プロパティの「方向コンストレイント」にある「出力オプションの追加」ボタンをクリックします。
するとプロパティに「行列チャンネルエフェクト」のサブタブが追加されますので、その中の「不透明度X」を0%に変更します。
これでカメラの上下移動に対する軸の補正により木が倒れなくなりますよ!
上空からの角度がキツいとペラペラが目立ってしまうので、そのようなケースでは木のモデルを作った方がいいですけどね。
次回以降もまだまだコンストレイントの紹介が続きますよ 。
それではまた~
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