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皆さんこんにちは!
今回はトランスフォーム系のコンストレイントについて紹介します。 回転コンストレイント、位置コンストレイント、スケールコンストレイントを順番に説明しますよ~
「回転」コンストレイントではアイテムの回転をコントロールできるんですね。
例えばこのシーンでは、「Tire_L」と「Tire_R」のアイテムが用意されています。
「Tire_L」,「Tire_R」の順にControlキーを押しながら選択して「回転」コンストレイントを選択します。
そうすると「Tire_R」を回転すると「Tire_L」も同期して回転するようになるんですね~。
「位置」コンストレイントは相手側のセンター位置にアイテムを合わせることができます。 これまで紹介したコンストレイントもそうなのですが、「位置」コンストレイントは特に他のコンストレイント等と合せて使用するケースが多いのですが、まずは単体での効果を説明しておきますね。
作例では。「MODO」と「Mark」のアイテムがあり、各々センター位置は異なっています。
「MODO」,「Mark」の順にControlキーを押しながら選択して「位置」コンストレイントを選択します。
「A」のセンター位置に「B」のセンターもピッタリ合いましたね。
形状同士が重なる場合は、アイテムリストで「B」アイテムの「Position Constraint:(コントロールされるアイテム名)」を選択し、「トランスフォームコンストレイント」のプロパティで「オフセット」により位置を調整することができますよ。
もちろん「Mark」アイテムを移動したら「MODO」アイテムも追従しますよ。
「位置」コンストレイントのアイコンを長押しすると「スケール」コンストレイントが出て来ます。
これはスケールの関してコントロールできるようになるんですね。設定の仕方は同様ですよ。
複数のアイテムがある場合ではオフセットにより各々のスケールを変化させることができるんですね。
以上の「方向」、「回転」、「位置」、「スケール」がトランスフォームコンストレイントとなります。
まだまだコンストレイントシリーズが続きますが、お付き合いお願いいたします。
それではまた~
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