MODO JAPAN GROUP

既知の問題点と回避策

ここでは既知の問題点と、その問題点に対する適切な回避策をご提供します。

アドバンストビューポート

Bug 46995 – アドバンストビューポートにおけるアンビエントオクルージョンの表示が選択アイテムのワイヤーフレームに影響を及ぼします。
回避策:表示オプションで選択を表示を無効にするか、アクティブメッシュレイヤーでのワイヤーフレーム描画を無効にしてください

Bug 49598 – AMDカードによってはアドバンストビューポートにおいて、誤った対角線が不正なピクセルで表示されます。

Bug 50810 – Anisotropicテクスチャフィルタはデフォルトビューポート内よりも品質が低くなります。

アニメーション

Bug 53661 – 選択アクションが常に正しい選択をするとは限りません。この問題はアクションのコピーにより引き起こされます。
回避策:グループタブ内で選択することにより破損したアクションのタブを手動で編集し、シーンを保存し、再読込します。

アセンブリ

Bug 36452 – アイテムリストのコンテキストメニューから出力されるアセンブリは、読み込み時にノードの表示レイアウトがおかしくなります。
回避策:スケマティックからアセンブリを保存してください。

オーディオ

Bug 52242 – (Windows).auフォーマットは(MODOが使用している)DirectShowがそのフォーマットをサポートしていないため、Windows 10では読み込まれません。
回避策:オーディオファイルを異なるファイルフォーマット(例 – .wav)へと変換してください。このバグは修正されません。

ベイク

Bug 49437 – ベイクチャンネルスウィズルオプションはテクスチャアルファをベイクできません。

Bug 50671 – ディスプレースメントマップをベイクすると、UVの継ぎ目が表示されます。ベイクされたディスプレースメントマップはキルト状または他のレンダー不具合のエフェクトが表示されます。
回避策:低解像度メッシュに対してスムーズ位置をオフにし、ディスプレースメント画像をより高解像度に、サブディビジョンレベルを高く、BoxAAフィルタリングを設定することで、品質を改善してください。

Bug 55121 – ベイク時におけるレンダー進捗メーターが正しく動作していません。
回避策:ベイクの前に標準の最終レンダー(F9)を実行し、キャンセルしてください。そうするとメーターが適切に初期化されます。

カラーマネジメント

Bug 49244 – (Windows)カラー補正実行を設定している場合、位置チャンネルを持つメッシュを含んだシーンをデフォルトシーンに設定すると起動時にクラッシュします。
回避策:システムメニュー > 設定をリセットし、デフォルトへとリセットするかデフォルトシーンを移動/除去してください。

デフォルトビューポート

RGBAテクスチャはアドバンスとビューポートでのみ正しく描画されます。デフォルトビューポートに対しては、画像マップ上のサポートされていないテクスチャエフェクトはレイヤーがシェーダツリーで選択されているときはディフューズカラーとして描画されます。

ファイルおよび画像入出力

Bug 46962 – ステンシルマップとして使用しているSVG画像をディスプレースメントもしくはレイヤーマスクとしてレンダリングすると非常に低速になります。

Bug 47036 – SVG画像は現在カラーマネジメントはサポートされていません。これはカラー補正有効時において一番大きな許容最大画像サイズ(64k x 64k)が常に使用されてしまうバグを修正したことによる副作用です。

Bug 49728 – 選択レイヤーを(アイテムリストコンテキストメニューから)FBXへ出力すると、オリジナルメッシュが出力されない限りインスタンスを出力しません。
回避策:初期設定のFBX入出力における出力設定を行って、ファイルの書き出しからFBX形式で書き出してください。

Bug 50198 – Alembicはスタティックメッシュおよびプロシージャルシャッターアイテムを含め、いくつかのサーフェイスアイテムを出力しません。

Bug 54038 – SolidWorksファイルをFBXで出力時にクラッシュします。
回避策:読み込んだメッシュアイテムをすべて選択し、タイプをMeshへと変更した後に、出力前にスタティックメッシュへと変換します。

Bug 54197 – グループ化されている原型となるアイテムを持つリプリケータをFBXへと出力しようとするとクラッシュします。

ファー

Bug 35731 – ファーの長さのテクスチャはストレッチツールで編集できません。
回避策:ヘアガイドやベクター頂点マップと言った異なるファーの長さのドライバを使用してください。

全般

Bug 49514 – (MacOSX)UI版modo.appを実行する前にmodo_clを実行すると、コードサインが破壊されます。
回避策:後からUI版modoを使用する予定のシステム上でmodo_clを実行する前に、UI版modoを実行してください。

GL

Bug 54930 – OpenSubdiv 表示オプションを有効にするとクラッシュするケースがあります。これは内蔵およびそれ以外のGPUを持つWindows 7システムに関連した問題で。

(Windows)Raptr(http://raptr.com/)を使用すると、GLドライバクラッシュを引き起こします。

入力デバイス

Bug 35856 – Linux版実行時にWacomを接続すると、予期しない動作をとります。
回避策:アプリケーション起動前に接続するか、再起動してください。ハードウェアドライバーの制限により、この問題が修正される見込みはありません。

Bug 51741 – (MacOSX)ラップトップのトラックパッドやMagic Mouseなどといったデバイスにおける二本指でのスクロールジェスチャによって、ツリービュー内においてクリック+ドラッグの組み合わせを使用しているとハングする可能性があります(シェーダツリーで二つ以上のアイテムの表示状態を切り替える場合など)。
回避策:3ボタンマウスに変更してください(MODOの全機能にフルアクセスするためにお勧めいたします)。

アイテムリスト

Bug 53209 – アイテムリストの中で何もアイテムが選択されていない状態で、グループ作成(Ctrl+G)すると新しいグループがランダムな位置に配置されます。
回避策:グループ化を行う前にアイテムリストの中でアイテムを選択しておいてください。

モデリング

Bug 32728 – Space Navigatorでズームアウトすると作業平面位置が変わってしまいます。

Bug 54976 – 頂点融合は、ユーザーからのフィードバックに基づき、UV頂点を統合しなくなりました。ただし、ユーザーによっては従来の挙動を好まれる方もいるため、将来的には”不連続UVをコピー”オプションを追加する予定です。

Bug 55080 – 非アクティブメッシュが非表示に設定されている場合でも、スナッピングでは表示しているものとして扱っています。
回避策:アイテムリストからひとつひとつ背景メッシュの表示属性を無効にしてください。

ネットワークレンダリング

Bug 25636 – フレームパスがサポートされていません。

Bug 30318 – ネットワークレンダリングはRealflowパーティクルをサポートしていません。

Bug 36986 – スレーブが非表示メッシュをレンダリングします。メッシュの非表示状態はシーンに保存されていないため、シーンがスレーブへと転送されると、表示状態が失われてしまいます。対して、マスター側では非表示状態を保持しています。
回避策:非表示にする意図がレンダリングを避けるためであれば、その代わりにアイテムもしくはレンダーの表示属性を使用するようにしてください(アイテムリストの目玉マーク、もしくはアイテムプロパティのメッシュでレンダーをいいえに設定してください)。この問題はバグではないので、将来的に修正されることはありません。

Bug 48325 – フルフレームでレンダリングされた画像シーケンスを持つシーンは、スレーブマシン上で不正な画像シーケンス番号を使用します。
回避策:ファイル > シーンを統合を使用して、(初期設定のレンダリング > ネットワークレンダリングの中にある)共有ネットワークフォルダを使用してシーンをレンダリングしてください

ノーダルシェーディング

Bug 50642 – ノーダルシェーディングではUDIMをサポートしていません。

ペイント/スカルプト

Bug 41682 – テクスチャは画像マップ上にペイントするときにプレビュー/レンダーウィンドウで必ずしも更新されない場合があります。
回避策:画像を保存し再読み込みし、強制的に更新してください。

パーティクル

Bug 34925 – 大規模なパーティクルキャッシュを保持して保存されたシーンを開くと、問題が生じる可能性があります。
回避策:MODOを閉じる前にキャッシュを削除するか、スケマティックビューポートでParticle Simulationアイテムへとノードを接続し、キャッシュシミュレーションボタンを押してください。

Bug 44551 – サーフェイスパーティクルジェネレータは密度グラディエントの入力をスロープに設定するよう変更しても、更新されない場合があります。
回避策:ロケータへの距離もしくは密度グラディエント入力ドロップダウンから他の設定を選択した上で、’スロープ’へと戻してください。

プレビュー

Bug 43387 – シーンに複数のレンダー出力が存在している場合、全出力をレンダーをプレビューするとFinal Color Outputが正しく表示されません。

最終カラー出力

Bug 54946 – プレビューアニメーションはフレーム毎に分割されません。これはアニメーションを通してフレームの中でオブジェクトのサイズが増えている場合に、ディスプレースメントされるサーフェイスが低画質でレンダリングされることになります。
回避策:レンダーメニューのアニメーションをレンダーでレンダリングしてください。

高解像度のメッシュが非表示の場合、プレビューベイク出力は正しく行われません。
回避策:プレビューをリセットし、ベイクを修正してください。

プロシージャル

Bug 46512 – リグを組む場合、Rockアイテム(加えて他のプロシージャル)はGLで正しく表示されません。これは機能の制限によるものであり、バグではないので修正されません。
回避策:プレビューもしくはRayGLを使用して、リグによる変化を表示させるようにしてください。

Bug 49767 – UV Constraintモディファイヤでテクスチャプロパティを操作しているシーンの場合、モディファイヤループ状態に陥ってしまうため、シーンを保存した後、読み込みに失敗します。

Bug 52149 – カーブ押し出しメッシュオペレーション – Path Segmentジェネレータの”法線に整列”オプションは、長さゼロの接線があるベジェを使用している場合に動作しません。
回避策:押し出しを実行する前に、ポリゴンを回転させ+Z軸方向に向けるか、長さゼロの接線がないことを確認してください。

プロジェクション

Bug 43771 – 非レンダーカメラからのカメラプロジェクションはGLおよびベイク上で歪みを生じさせます。
回避策:投影カメラはメインのレンダーカメラのフィルム幅と高さの比率に合わせるようにしてください。

Bug 49473 – 投影カメラが’フィルムにフィット’モードが垂直に設定されており、かつ幅が高さよりも小さい値の場合、投影が正しく行われません。

参照

Bug 41119 – 参照を同じファイルで置換した後に読み込みなおすとクラッシュします。

Bug 44492 – 既に参照を含むシーンが参照された場合、オリジナルの参照のシェーディングが破棄されます。
回避策:シーンには参照に対して同じレベルのシェーディングのみに限定されます。

レンダリング

Bug 52011 – タンジェントベースは鏡面UVを正しく扱えません。
回避策:ベイクする前にMikkタンジェントベース、もしくは他のタンジェント空間をメッシュに対して適用してください。

Bug 52730 – 頂点照射ベイクコマンドはメッシュがトランスフォームチャンネルを保持している場合に破損します。
回避策:メッシュプロパティでトランスフォームをフリーズしてください。

Bug 53411 – メッシュライトもしくはサーフェイスに近すぎる直接光は、ホットピクセルが生じる場合があります。
回避策:最大放射輝度を1 W/srm2以上に設定してください。

Bug 53184 – MODO 10.1もしくはそれ以前のバージョンにおいてマテリアルのSSSサンプルに対して作成された値のプリセットがレンダーアイテムで表示されるようになります。

リギング

Bug 27244 – ジョイントとバインドされているメッシュを複製すると、オリジナルのジョイントチェーンからの影響を引きずります。

スクリプト

Bug 53458 – スクリプトエディタ内でスクリプトを右クリックしたり実行したりすると、MODOへの入力がロックされます。
回避策:スクリプトエディタの上部ウィンドウをクリックし、メインメニューを使用するか他のアプリケーションへといったん移ってから、MODOへと戻ってください。

シェーダツリー

Bug 30947 – レイヤーマスク処理が行われているディスプレースメントは、マスクレイヤーをディスプレースメントレイヤーの上へとドラッグアンドドロップしない限り、動作しません。

Bug 37858 – シェーダツリーにおいて、レイヤー追加 > 画像マップ > (クリップブラウザを使用)からグループを選択すると失敗します。
回避策:クリップブラウザでは、グループの代わりに単一の画像を選択し、それからテクスチャレイヤーのプロパティタブを使用して画像のグループをへと変更します。

Bug 54981 – グループマスク > サブグループを適用が正しく動作しません。

Unreal および Unity マテリアル

Bug 50451 – Unityマテリアルはバンプマップと影を使用している場合、グラフィックカードによってはアドバンストビューポート内でフリッカーが生じます。

Bug 50700 – MODOではUnreal SubSurface Colorエフェクトを表示する方法がありません。

Bug 50701 – UnrealマテリアルのAmbient OcclusionはMODOでは正しくベイクできません。

UI

Bug 43162 – (Windows)テキストサイズをカスタムに設定すると、MODOのテキスト描画に影響を及ぼします。
回避策:MODOのショートカットもしくは実行ファイルを右クリックして互換設定へといき、アプリに対するフォントスケールをオフにします。

Bug 44896 – システムから画像リストへと画像をドラッグアンドドロップすると動作しません。
回避策:クリップリストが空の場合、画像を上部のバーへとドロップするか、そうでない場合にはリストの他の画像の上下へとドロップします。

Bug 44496 – (Mac)初期設定 > レンダリング > カラーマネジメントの’システムカラーダイアログに作用’をオフにし、システムカラーピッカーを使用すると、カラーピッカーよりも色が黒くなります。
回避策:これはOSXの問題によるものであり、モニター設定とカラーピッカー両方のカラープロファイルをsRGB IEC61966-2.1へと設定するようにしてください。 https://discussions.apple.com/message/27409376#message27409376

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