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MODO Animation
MODO Animation
MODO image by Estúdio Superludico

MODO アニメーション

エクスプレッションとコントロールによるアニメーション

MODOにおけるアニメーションは、モデリングやアニメーションツールと連動するよう実装されています。モデリングで使用されるのと同じツールが、アニメーションシステムでも直接ご利用になれます。MODOで製作していくと、動きを表現するのに時間の次元を使うことになります。MODOを使用すればきわめて正確なメカニカルアニメーション、また関節型に完全対応したスキンキャラクタアニメーションをつくることができます。

何でもアニメーション!

アニメーションはMODOの深部から統合されており、シーン内のあらゆる属性に対して仮想的にアニメーションさせることが可能です。キーフレーム設定は、望むフレームへと移動し、プロパティを調整した後にキー追加を使用するだけというシンプルさです。例えば、オブジェクトの不透明度をちょうど良いタイミングで表示するようにアニメーションさせることができます。また、シンプルなウォークスルーアニメーションを製作する場合も、通常通りカメラビューポートでナビゲートし、好きなタイミングでキーを追加するだけで、アニメーション再生時には各カメラの位置の間をスムーズに補間してくれます。

監督はあなた自身

MODOのアニメーションでは、正しいツールへとすぐにアクセスし利用できることで、優れたコントロールが可能になっています。オブジェクトを滑らかに停止したり、時計の秒針のように新しい位置へと急に移動する動きを直接コントロールできるよう、親しみやすい曲線ベースのコントロールでキーフレーム間の補間方法を制御するようにしています。一つのアイテムプロパティ(例えば速度)を使って、他のアイテムプロパティ(例えば回転)をコントロールする場合、接続エディタで二つのチャンネルを仮想的に接続します。インパクトと正確さを併せ持つアニメーションに必要な、アーティスティックかつ数学的に正確なコントロール双方を兼ね備えています。

キャラクタアニメーション

ご推察どおり、MODOにおけるキャラクタのポージングも正確に動作します。キャラクタの手を新しい位置へと引っ張ると、肩や腕なども位置が調整されます。背骨を曲げると上半身が調整されます。望みのポーズを設定したら保存しておくことで、いつでもどこにでも使用することができますし、後からさらに手を加えることも可能です。モーションのパスは表示されるようになりましたので、テニスのスイングなどではシーン上で円弧を確認できるようになります。デフォーマ、モーフ、それにウェイトマップはモデルが動くにつれ、さらに独自の表現を加えていくことができます。時間軸で指定したポイントにおいて、アクター用の複数のアクションを構築したり、切り替えて比較することも可能です。

キャラクタアニメーション

再利用可能なリグ

MODOでは画面上にシンプルなコントロールを配した、再利用可能なアニメーションアセンブリやリグを作りだせるツールを提供しています。これらのリグは「ユーザーが壁時計の開始時間を設定する」といった程度にシンプルにも作れますし、「画面上に”獰猛”とラベルされたドラゴンが口を開いて、様々な種類の歯をスライダで調整して表現する」ぐらいに複雑にも作れます。MODO内では、機械的および有機的なリグ双方を構成する素材全てを持ち合わせており、制作中にアニメーター用の簡易コントロールを提供します。

MODO image by Matt Cox
スクリーンキャプチャ画像

MODOにおけるリグセットアップのスクリーンキャプチャ画像

MODO video by Matt Cox

アニメーション設定はMatt Cox氏、頭部モデルはGelmi氏作。

正確なコントロール

アクションセンター、ピボット、ロケータのシステムは高度に精密化されたコントロールであり、シーン内のエレメントが入力に対応してどのように回転し移動するのかをコントロールします。モーションはキーフレームを設定しなくても、数学関数を適用することでさらに調整を加えることが可能です。例えば、キャラクタの顎をとても大きく広げたときに微妙に震えるような動きを加えたりできます。コンストレイントのシステムを用いると、距離はオブジェクト間の距離といったシーン内のジオメトリの関係性に基づいて、アニメーションの動作をコントロールすることができます。デフォーマでは、タイヤの潰れ加減、頬のふくらみ、衝撃波による地形の揺れなどといったエフェクトを、頂点レベルにまで落としてオブジェクトの形状を変形することが可能です。

アニメーションのレンダリング

MODOのレンダラーは連番の静止画として、または動画ファイルとしてアニメーションをレンダリングすることが可能です。重要なのは、MODOのレンダラーは時系列を意識したつくりになっており、しっかりした作りのフリッカーやノイズが出ないアニメーションをレンダリングします。モーションブラーを利用すれば、プロペラや工業用ロボットの回転など、素早いオブジェクトの動きに対しても滑らかな結果を作り出すことができます。ネットワークレンダリングも組み込まれており、初めから終わりまでMODOには全てが用意されています。

MODO video by Alex Friderici

Alex Friderici氏によるMODOアニメーション紹介

MODO TV

さらなるアニメーションビデオチュートリアルは MODO TV をご覧下さい。

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