パフォーマンス
アニメーション再生時のバウンディングボックス描画
表示の初期設定に新たなオプションが追加され、遅延を生じさせないよう、アニメーション再生中にメッシュをバウンディングボックス形式で表示できるようになりました。
モーフコンテナ
モーフコンテナはメッシュとは別にモーフ情報を保存することができるアイテムです。ウェイトコンテナと動作方法は同じですが、ウェイトマップ情報を保存する代わりに、モーフマップの情報を保存します。モーフコンテナでは一度に複数のモーフも扱えます。
プログレッシブアンチエリアシング
アンチエリアシングされている画像のもう一つの方法です。アドバンストビューポートにおいて最終画像を生成するのに使用される最大フレーム数を指定します。
ポイントとスポットライトシャドーの改良
従来までは、ポイントライト・スポットライトに対して生成される影は、固有の深度投影が行われていました。これがアップデートされ、カメラ対シーン対ライトソース視錐台と境界カリングを使うようアップデートされました。これはすべてのシーンおよびカメラ位置に対して影の品質をより良いものに改善しています。
ヘッダのみバックドロップを移動
バックドロップはバックドロップノード上のどこかをクリック&ドラッグする代わりに、ノードヘッダ上をクリック&ドロップすることで動かせるようになりました。
折りたたみ上の自動サイズ
バックドロップノードが折り畳まれているとき、拡張時のノードの幅に合わせるのではなく、ノードタイトルの幅に合わせて折りたたむようになりました。
リンク除去用のショートカット
スケマティックにおけるリンクは、リンク上を Shift キーを押しながらクリックすることで除去可能です。コネクションにおけるリンクすべてが接続を Shift キーを押しながらクリックすることで除去可能です。
トポロジモーフ作成
Topological Morph Creation (トポロジモーフ作成) ツールを使うと、ソースメッシュやパートのジオメトリに基づいて、複数の選択メッシュもしくはパートにモーフマップを作成することができます。例えば、モーフマップの代わりに、個別のメッシュとしてモーフシェイプを生成する場合、このツールを使用してそれらを一つのモーフマップへと統合することができます。
ツールステートプリセット
ツールの状態をツールステートプリセットとして保存できるようになりました。あるツールを頻繁に同じタスクに対して同じ設定で行う場合、便利に使える機能です。
ソース位置から両面に対して厚み
Thicken (厚み) ツールには Both Sides (両面) オプションが追加されました。このオプションが有効の場合、ジオメトリは片方に対してだけではなく、両方向に対して厚みがつけられます。
対称選択コマンド
Select Symmetrical (対称選択) コマンドを使うと、現在の選択部分に対して対称となる箇所にあるジオメトリをすべて選択できるようになります。
最短パス検索の拡張:新規パスを開始
Shortest Path (最短パス) 選択使用時において、Ctrl+Shift キーを押しながらクリックすると、前回のパスに連結することなく、パスを新たに開始することができます。
プリミティブのデフォルトを面ポリゴンへ変更
統一性の観点から、プリミティブはすべてデフォルトで面ポリゴンとなりました。
同一平面ポリゴン選択
Coplanar Polygons (同一平面ポリゴン) ツールを使うと、はじめに選択していたのと同一平面上に配置されている近接のポリゴンを選択できるようになりました。プロシージャルモデリングの場合、対応するオペレーションは Select Coplanar Polygons (同一平面ポリゴンを選択) になります。
ベベル境界の切り替え
ポリゴンベベルツールに Open Boundary (境界を開く) オプションが追加されました。このオプションでは、境界部分のエッジがインセットされるかどうかを指定します。
入力メッシュとしてカーブ
MeshFusion モデリングの入力メッシュとして、カーブやベジェ、B-スプラインが利用できるようになりました。通常のポリゴンモデルと同じように使用することができ、プライマリやトリム、サーフェイスストリップを生成します。
Lace Item (レースアイテム)
Lace Item (レースアイテム) は Modo でレースを構築する処理を合理化するために設計されたコマンド集です。
Curve Fill (カーブ塗りつぶし) オペレーションの更新
Curve Fill (カーブ塗りつぶし) オペレーションはトポロジに対するガイドカーブとして、開いたカーブを使用するようになりました。例えば、塗りつぶしカーブ上のある特定の場所にエッジが必要となる場合、ガイドカーブを指定すれば、Modo はガイドカーブの長さに沿ってエッジを配置するようになります。
AxF インポートとシェーダサポート
Modo は AxF シェーダサブセットの読み込みおよびシェーディングをサポートするようになりました。これにより、AxF マテリアル使用時においてサーフェイス上にあるマテリアルのフル品質を得られるようになります。インポータは以下をサポートしています:
・Base Color, Normal, Specular Color および Lobe, そして Anisotropy 回転テクスチャエフェクト (AxF 1.0) を含む SVBRDF マテリアルタイプ
・GGX 法線分布関数 (AxF 1.5) を使用するために改良された SVBRDF マテリアルスペキュラ計算
フォームのスクロール
水平方向のプロパティとツールバーに対して右側にスクロールバーが実装され、パネルをスクロールできるようになりました。
・バーの上をクリック&ドラッグ
・マウスホイールを使用
・Shift+Altキーを押しながら左マウスドラッグ(パンの動作と同様)
また、フォームオプション内で垂直タブの表示方法についても調整が可能になりました