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皆さんこんにちは!
前回ポーズツールの管理を行なえるアクターについて解説しましたが、アクターに登録できるのはポーズ以外もあるんですね。今回はアクションについて紹介しますよ!
ポーズでは静止した状態(キーフレーム)を保持することができましたが、アクションは実際に動いている動画の状態(タイムライン)を管理できるようになるんですね。
作業の流れとしては複数のポーズを作成して、これを一連の動作としてアクションを作成するイメージになりますよ。
今回はアニメーションレイアウトで作業します。
では実際にアクションを作成しましょう! キャラクターアニメーションと言えば、まずは歩かせたいのが心情ってもんですね!
このシーンにはすでに歩行のアニメーションで特徴的な4つのポーズを登録しています。
「Walk_1」から「Walk_4」までの、それぞれのポーズはこんな感じですよ。
まず「アクション」ボタンをクリックします。
アクションパネルが開くので「アクター用の新規アクションを作成」ボタンをクリックします。
「新規アクション」ダイアログボックスで、名称を「Walk」と入力してOKボタンを押します。
アクションの右横に「Walk」が表示されました。これで入れ物としてのアクションの作成ができましたよ。
それではポーズを適用しながら実際にアクションをつけていきましょう!
0フレームになっている事を確認してポーズの「Walk_1」をセットしてキーフレームを作成します。
次に10フレームに進めてポーズの「Walk_2」をセットしてキーフレームを作成します。
続けて20フレームに進めてポーズの「Walk_3」をセットしてキーフレームを作成します。
30フレームに進めてポーズの「Walk_4」をセットしてキーフレームを作成します。
最後に40フレームに進めて歩き出しの「Walk_1」をもう一度セットします。
現在は40フレームまでしか設定していませんので動きを繰り返すように設定します。全体の「Skeleton_joint」をダブルクリックで全て選択します。
左上のボタンをクリックしてグラフ編集を表示します。
後の動作を「繰り返し」に設定します。
再生すると良い感じに歩いてますね~!
これで歩くアクションが完成ですよ。
ポーズ同様にアクションも複数作成すると切り替え自在で管理が容易になりますよ~。
それでは今回はこの辺りで失礼しますよ。
それではまた~!
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