ロサンゼルス在住のMODOユーザーGary FitzGerald氏は、自動車をはじめとする輸送物やプロダクトデザイン業界でキャリアを持つインダストリアルデザイナーです。FitzGerald氏は”スケッチモデリング”という2Dと3Dを融合した手法で、デザインの初期段階やアイデア形成の段階でMODOを用いています。具体的な使い方としてはまず2D スケッチを準備し、そのスケッチを元にラフな3Dモデルを作成します。それからMODOの3Dペイント機能を利用して、そのスケッチを3Dモデル上に直接転写します。こうすることで、アイデアを直接3Dモデル上で確認することが可能になり、デザインを正しいと思える道へと導いてくれるとのことです。
MODOは情熱を持つデザインユーザーから、絶大な支持を受けています。それはただ単にスピードや効率性といった点だけが理由ではありません。ここでインタビューしたデザイナーが口をそろえて訴えるのは「デザインツールとしてMODOが与えてくれる喜びの大きさ」というのが真の理由なのです。
インダストリアルデザイナーのBert Simons氏によれば、通常のライティングからルミナンスポリゴンの配置、HDR背景の活用、SLIK(別売のスタジオライトキット)の併用といったMODO上で可能な様々なライティングメソッドをシェーダツリーと組み合わせることで、クライアントが求めるイメージ生成に大きなアドバンテージとなり、他のプロジェクトにおいても一貫性のあるイメージを作り出せるようになると言います。
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