PACKは、modo上でパッケージデザインおよびビジュアライゼーションを、素早く作り出すためのキットです。
このキットは、パッケージデザイナーやCGアーティストにとって、モデリングやシーン構築といった、時として障壁となるような作業をサポートしてくれるツールです。PACKは、200種類以上ものプリセット、イメージ、アセンブリで構成されています。これら膨大なライブラリに含まれるパッケージやパッケージ部品を修正したり組み替えることで、よくある一般的なパッケージも全く新しいタイプのパッケージも、簡単にデザイン制作できるようになります。
PACKを使えば、バッグや包装、箱、ボトル、缶、段ボール、筒、タブ、それに全く新しいパッケージコンセプトを簡単に作り出すことができます。
PACKはあらかじめ構築されたシンプルなモデルを膨大な数そろえたコレクションであり、このモデルを使用することで、独自のカスタムデザインを製作できるようになっています。PACKで提供されているコンテンツは、あくまで出発点に過ぎません。どのモデルを使い、どのようにデザインしていくのかは、あなた次第です。
Andy Brown氏によるPACKを利用したプラスティック・ボトル制作デモ
Product | Platforms | Price |
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modo kit for Package Design and Construction 英語版 |
32,780円
(税抜:29,800円)
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利用可能なソフトウェアまたはバージョン:
製品フォーマット:
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本キットは、ご購入後、国内ユーザー登録サイトより製品登録を行っていただきましたら、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトより、ダウンロードしてご利用いただけるようになります。 ※ライセンスキーは必要ございません。 |
“新しいパッケージを作る場合も、また古いモデルデータを新しく作り直す場合も全て、このキットを活用しています。”
– Gene Dupont氏
3Dイラストレーター/パッケージビジュアライザー
ほぼどんなパッケージであっても、PACKのベース形状プリセットから作業を始めてみるとよいでしょう。ベース形状に組み込まれているモーフ(様々な形状とボリューム)を利用することで、新しいデザインを製作したり、クライアントが提供するアートワークにあわせるようパラメータを調整するなどの作業を行うことができます。
PACKには、容器の蓋のプリセット(3D形状の蓋)ライブラリも含まれています。パッケージを作る際に、蓋のモデリングには最も時間がかかってしまう場合がよくあります。PACKを利用することで、様々な種類の容器に簡単に蓋を加えたり、蓋の閉じ方のビジュアライゼーションを幾通りも試すことができます。用途に合う蓋の形状が存在しないようであれば、サンプルの蓋を修正し、自分用のPACKサンプルとしてつけ加えることもできます。
実世界には膨大な量の種類のパッケージが存在していますが、このPACKの中にもバッグや包装、箱、ボトル、缶、段ボール、筒、タブなど、82種類のパッケージモデルがあらかじめ用意されています。モデルにはあらかじめテクスチャとUVが設定されているため、画像を適用するだけで、すぐにレンダリングすることができます。もちろん、これらのモデルデータをベースとして、新しいデザインを作り出すことも可能です。
折りたたむ形状の箱をモデリングするのは、かなりの苦労を強いられることがあります。PACKではこの作業を簡単に行えるよう、糊しろがついた2次元の箱型テンプレートを作成するための、折り畳みが可能な展開図パネルプリセットシステムをご用意しています。これらのプリセットにはモーフ(様々なバリエーションを持つ形状)が組み込まれているため、位相やキーとなる面を変更することで、簡単に折りたたみ可能なスムーズなサブディビジョンボックスを作ることが可能になっています。
パッケージを作るには、ポリゴンでモデリングすることだけが全てではありません。ビジュアライゼーションの処理もカバーできるよう、様々なテクスチャマップが用意されています。PACKには、しみ、しわ、凹凸といったテクスチャ・マップが用意されており、modoのプリセットブラウザから簡単に適用することができます。PACKに含まれるプリセットには全て、テクスチャーマップを簡単に適用できるように、あらかじめUVマップが設定されています。
デザインが出来上がったら、次はレンダリングして確認してみましょう。できるだけ高品質の画像を素早く作り出すため、ライティングを変更したり、画面上でパラメータを素早く変更するためのリグが組み込まれた11種類のシーンアセンブリが用意されています。
キットをご利用になる際の作業効率を上げるために、PACKにはポップオーバーフォームからアクセスできる特別なツールコレクションが用意されており、modoの機能、マクロ、それにPACK専用のスクリプトなどが提供されています。また、パッケージ容器の形状を修正したり、厚みを加えたり、容量を加えるといった機能も用意されています。スナップショット・ツールは、何度もトライ・アンド・エラーしながらデザインを行えるように、製作段階において鍵となるような保存しておきたいデザインを、直ぐさま保存することができる便利な機能です。
できるだけ早くPACKを習得していただけるよう、3つのプロジェクト・チュートリアルを含めた合計約2時間のトレーニングビデオが用意されています。これらチュートリアルには、PACKの全機能をできるだけ早く理解するとともに、modoの通常のモデリングワークフローにより親しんでもらうことを目的とした内容となっています。
このビデオは、このPACKにて提供される3つのチュートリアルビデオの内の一つです。洗練されたパッケージデザインとレンダリングを行うための、Andy Brown氏によるPACKを利用したワークフローの解説です。
PACKを使えば、このようなパッケージのビジュアル化が簡単に実現できます。
提供:Gene Dupont氏, 3D Illustrator and Package Visualizer.
PACKで提供される3つのチュートリアルのうちの一つ
PACKで提供される3つのチュートリアルの中に含まれている歯磨き粉パッケージ
PACKキットのチュートリアルで製作された歯磨き粉パッケージの最終出力画像
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