特別連載コラム > MODOレンダリング基礎編 |
<< 14.レンダリングの流れ
16.反射深度 >> |
みなさん、こんにちは。
特別連載コラム「MODOレンダリング基礎編」を担当している K.D です。
今回はレンダリングの設定「反射サンプル」について解説します。「反射サンプル」の値は、反射による写り込みの品質(ノイズ)に影響を与えます。
このシーンでは床の材質に高い反射の値が設定されており、ラフネスによって少しぼかした表現がされています。
しかし反射している像には「反射サンプル」が不足している際に発生する粒状のノイズが出ていますので、これを修正してみましょう。
「反射サンプル」は「レンダー」のプロパティとなっています。シェーダツリーから紫色のアイコン「Render」を選択し、プロパティを確認します。
プロパティの「設定」タブをクリックすると「反射サンプル」の値にアクセスすることができます。
現在「反射サンプル」にはデフォルトの「64」が設定されています。
「反射サンプル」の値を大きくすると反射のノイズを減らすことができます。
レンダリング画像の品質を上げるために反射サンプルの値を上げるとその分レンダリング時間がかかりますので、適切な値を設定してください。
次回は反射深度について解説したいと思います。
それでは!
特別連載コラム > MODOレンダリング基礎編 |
<< 14.レンダリングの流れ
16.反射深度 >> |