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RLM ライセンスのインストール方法
準備
MODO をRLMライセンスで運用するには以下の環境が必要です。
- MODO を利用するクライアント機
- ライセンスを発行、管理するためのサーバー機
※サーバー機は、常にクライアント機との通信に対応できるようなネットワークの設定をされている必要がございます。
- RLM ライセンスファイル
※RLM ライセンスファイルはMODOのご購入時にメールにて送付され(RLMライセンスをご購入の方のみ)、MODO JAPAN グループ ダウンロードページでもダウンロードいただくことが出来ます。
RLM ライセンス で MODO を起動するまでの流れ
- サーバー機への Foundry Licensing Utility (FLU) のインストール
- Foundry License Utility (FLU) でのRLM ライセンスキーのインストール
- サーバー情報の確認
- クライアント機でのサーバーの設定
Foundry Licensing Utility (FLU) をFoundry 社サイトからダウンロードします。
●Foundry 社ツールダウンロードページ
Foundry Licensing Tools | Foundry
サーバー機に FLU をインストールします。
※すでにFLUをインストール済みの場合はこれらの手順は飛ばして次の工程へお進みください。
2. Foundry License Utility (FLU) を使用してライセンスキーをインストール
スタートメニュー(OS X の場合:アプリケーション)からFoundry License Utility (FLU) を選択し起動します。
このとき、Windows の場合は、FLU を右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
FLUウィンドウの左側から「ライセンス」>「インストール」の順に選択します。
「ファイルを選択」アイコンをクリックします。
MODOご購入時に送付された「ライセンスファイル(foundry.lic)」を選択して読み込みます。
※ライセンスファイルの場所(パス)に日本語が含まれていないことを確認してください。
ライセンスファイルが日本語フォルダの中にあるような状態では次の工程(インストール)でエラーになります。
「インストール」アイコンをクリックします。
ライセンスのインストールが正常に行われると、ライセンスインストールの概要が表示されます。
また、その下にマシンの状況によって、ライセンスサーバーのインストールまたは再起動を促すメッセージが表示されますので、FLUの表示に従って手順を進めます。
※この時点で RLM Web サーバー機能を無効にしてください。
詳細については、以下をご覧ください。
3. ライセンスサーバー情報の確認
ライセンスのインストールが完了したら、クライアントマシンでの設定に必要なポート番号とサーバー名を確認します。
ウィンドウ左側の「ライセンスサーバー」>「コントロール」の順で選択し、「このサーバーマシンへの接続について」覧に表示されているポート番号とサーバー名(画像赤枠部分)をメモします。
4. クライアントマシーンでの設定
クライアントマシンでの設定方法は2通りあります。
FLUを使用する方法
クライアントマシーンにFLUをインストールして起動します。
このとき、Windows の場合は、MODO のアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
ウィンドウ左側から「ライセンスサーバーへの接続」>「接続を追加」を選択します。
ポート番号とサーバー名を入力し「OK」をクリックします。
ローカルディレクトリに”foundry_client.lic”がインストールされれば設定は完了です。
MODO上のライセンスパネルを使用する方法
1. クライアントコンピュータで MODO を起動します。Windows OS の場合は、MODO のアイコンを右クリックして「管理者として実行」をクリックしてください。
2. まだMODOのライセンスがインストールされていないので、起動時にライセンスパネルが表示されます。ここでは「ライセンスアプリを起動」ボタンをクリックします。
3. ライセンスアプリのウィンドウが表示されます。「ローカルのライセンス」へ進みます。
4. ライセンスサーバーからライセンスを取得しますので、「サーバー」へ進みます。
5. ライセンスサーバーのポート番号とホストネームを入力し、「接続」ボタンをクリックします。
6. ライセンスサーバーのライセンスプールからライセンスのインストールが行われます。成功のメッセージが表示されたら「完了」ボタンをクリックします。
7. インストールしたライセンスで、MODOを利用できるようになりました。
※他のコンピュータでMODOを使用する際は、今起動しているMODOを終了してください。MODOを終了するとライセンスがライセンスサーバーのライセンスプールに返却され、他のコンピュータでMODOを利用できるようになります。
※もしクライアントマシーンでMODO が起動できない場合は、Foundry社のTroubleshooting Licensesページに記載されているファイアウォールの設定を行ってください。
▼Foundry社Troubleshooting Licenses(英語ページ)
https://learn.foundry.com/licensing/Content/User_Guide/Troubleshooting/troubleshoot.html
注意事項
ライセンスファイルの取得方法
ライセンスファイルはメール納品時に添付されているzipを解凍してお使いください。MODO JAPAN グループ ダウンロードページでもダウンロードいただくことが出来ます。
サーバー機に関する注意事項
サーバー機にラップトップのような以下の基準を満たしていないモバイルサーバーの使用は推奨しておりません。
- 静的IP アドレス(固定IP アドレス)
- 静的ホスト名(固定ホスト名)
- 常にLAN 経由でサーバー接続できる
- DNS 対応
MacBookPro は上記の基準 2 を満たさないため、別のネットワークに接続するたびにホスト名が変更されるのでサーバー機として使用すると問題が発生いたします。
その他の資料
RLM ライセンスについてはFoundry社のライセンスヘルプ及びInstalling Licensesページもご覧ください。
- ▼Foundry社 ライセンスヘルプ
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- ▼Foundry社Installing Licenses (英語ページ)
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Foundry RLM ライセンスサーバーに影響を及ぼすセキュリティの脆弱性について ( 2023年7月3日 )
Foundry Licensing Utility(FLU)を介してインストールされた特定構成のサーバーに影響を与えかねないセキュリティの脆弱性が発見されました。この問題は、RLMフローティングサーバーを利用しているお客様にのみ、潜在的に影響を与えます。