エッジウェイトでメッシュを変形させウェイト値を表示させるには

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Modoのエッジウェイト機能を使えば、面やエッジを増やすことなく、メッシュにディテールを加えることができますが、どのくらいのウェイトが設定されているのかビューポート上で確認したい場合もあります。今回はエッジウェイトでメッシュを変形させ、さらにそのウェイト値を表示させる方法をご紹介します。

まずはサンプルとしてボックスのプリミティブを作成します。Shift＋TABキーでポリゴンからCatmull-Clarkのサブディビジョンの状態へと変更します。サブディビジョンですのでエッジ部分に丸みがありますが、エッジウェイトでこの丸みに変化をつけてみます。

ダブルクリックでエッジを選択したら、リニアフォールオフを適用します。リニアフォールオフにより、エッジウェイトに変化を出します。エッジを選択した状態でビューポートをクリックすると、そのサイズに合わせてフォールオフが適用されるようになります。

この状態で、頂点マップ ＞ エッジウェイトツールを起動し、ビューポートをクリックすると、そのエッジウェイトによって、エッジの丸み具合が変化します。この時、各エッジに適用されるウェイト値を表示させたい場合には、ウェイト表示オプションをオンにします。

このウェイト表示オプションはエッジウェイトツールのオプションですので、エッジウェイトツールが起動している状態では表示されますが、エッジウェイトツールが解除されるとビューポート上にウェイトの値は表示されません。これを常にエッジウェイトの値を表示させておきたい場合には、ショートカットキーOのキー、もしくはビューポート右上にある歯車ボタンをクリックし、ビューポートの表示オプションパネルを開きます。アクティブメッシュのタブに、ウェイト値表示オプションがありますので、こちらのオプションをオンにすると、現在選択されているウェイトマップの値が表示されるようになります。

今回はエッジウェイトを操作しましたので、リストタブのウェイトマップでSubdivisionが選択されている状態です。さらに異なるウェイトマップを作成し、見てみると、頂点単位でウェイトが表示されるようになるのが確認できます。

このように、ウェイトの値を意識しながら作業をしたい場合には、表示オプションでウェイト値表示オプションをオンにして操作を進めると良いでしょう。