UV展開図から立方体を組み立てるには
https://www.youtube.com/watch?v=Z9yuIktohLM
今回の展開図から立方体を組み立てる簡単なアニメーションの方法をご紹介します。MODO 901からはUV展開図をそのままメッシュへと変換する機能が搭載されていますので、こちらの機能を使用して組み立てを行ってみます。
まずはボックスツールでボックスを作ります。ボックスを作った段階でデフォルトではひとつUVが自動的に作成されています。そのままつかってもいいですし、新たに作り直しても構いません。作り直す場合には、切れ目となるエッジを選択した上で展開ツールを使うと良いでしょう。UVの準備が整ったら、テクスチャ > UVをメッシュへ変換を選択すると、指定した名称でメッシュが一つ新たに作成されます。このメッシュを使って立方体を組み立てるアニメーションを設定していきましょう。
立方体を組み立てるということは、ジオメトリが変形するということですので、デフォーマを使用します。こういった特定の箇所が動くといった場合には、トランスフォームのデフォーマを使うと簡単です。メッシュをセンタリングし、ほんの少し厚みをつけたら、それぞれ動く箇所のポイントを選択したらトランスフォームデフォーマを設定します。全部で五箇所に対してデフォーマを設定することになります。作業しやすいように、エフェクタに対して表示設定を行っておきます。このエフェクタを動かせば、設定したポイントだけを動かせるようになりますが、今回はエッジの中心から折り畳むような形になりますので、折り畳む中心に親となるロケータを配置して、ロケータを回転させることでエフェクトを動かし、そこに紐づくジオメトリを動かすようにしましょう。
まずはロケータを同じように五つ追加し、それぞれ回転の中心となるエッジの中心へと配置します。ロケータも同じように見やすい表示へと変えておきましょう。エフェクタとロケータに対してそれぞれ親子関係を設定したら、立方体が組みあがるように、ロケータに回転のアニメーションを付けていきます。