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カットマップツールとUVシームを用いたUV展開


https://www.youtube.com/watch?v=AOoq-95iFkc

Modo バージョン13.0からは、UV機能として便利なカットマップツールおよびUVシームマップが導入されたことで、UV展開がさらに使いやすくなりました。

サンプルとしてプリセットからSimpleGuyを読み込み、UV展開を行ってみましょう。カットマップツールはUVパレットの中に用意されています。カットマップツールのパネルを開くと、一番上にUVシームというプルダウンがあります。このUVシームとは、UV展開時におけるUVの継ぎ目・切れ目を記憶しておくマップです。UVシームのプルダウンを開き、(新規)を選択し、新たにマップを作成します。このマップは、リストタブの中ではその他カテゴリの中に収められます。

それでは、継ぎ目となるエッジを選択します。エッジを選択したら、シームを追加ボタンをクリックします。UVシームを表示オプションをオンにしておくと、シームの色で指定した色で、追加したシームが表示されるようになります。

まずはこの状態で展開ツールボタンをクリックしましょう。そうすると、展開ツールが起動し、選択しているエッジから継ぎ目を作るのか、シームマップからか、選択セットからかというのをUVシームタイプから選択できるようになります。UVシームタイプUVシームマップを選択し、先ほど作成したUVシームを指定して、UVビューポートをクリックすると、UVシームで指定したエッジに沿って、UVが展開されるようになります。シームを選択ボタンをクリックすると、シームマップに保存しているエッジが選択されますので、継ぎ目がUVマップのUV島の輪郭を構成しているのが確認できます。

このカットマップツールを使うと、UVシームを自由に編集することができます。Escキーで展開ツールを解除したら、さらにエッジを選択してはシームに追加、展開を行ってみます。継ぎ目の保存、編集、そして展開がカットマップツールで非常に楽に行えるため、UV展開を行う際のトライアンドエラーの操作がさらに手早く行えるようになっています。

2019年4月24日