プレイブラスト機能の追加
https://www.youtube.com/watch?v=S4OfZ2L4w4Q
MODO 11.2ではビューポートのGL画面を録画するのに、プレイブラストという機能が新たに追加されました。
この機能は、3Dビューポート上のGLプレビューを録画するという機能です。今までもプレビューを録画するという機能は搭載されていましたが、MODO 11.2ではさらに細かな設定が行えるようになっています。
ビューポート上の何もない箇所を右クリックすると、コンテキストメニューの一番下にプレイブラストを録画というメニューが追加されています。これを選択してみると、プレイブラストの設定画面が出てきます。この設定画面では、まず録画するのは画像ファイルとしてなのか、動画ファイルとしてなのかを設定することができます。
また従来のGL録画では現在アクティブになっているビューからのプレビューが作成されていましたが、プレイブラストではカメラビューからの録画となります。カメラのポップアップから、視点となるカメラを選択し、解像度の乗数を選択します。
ソース設定をコピーオプションをオンにしている場合、現在設定しているビューポートの設定そのままでプレビューを作成しますが、このオプションをオフにすると、プレビューで録画するためだけの設定としてシェーディングスタイルや背景、リプリケータの設定を行うことができます。これにより例えば、パフォーマンス向上のため通常のビューポートの操作ではリプリケータを表示しない設定にしているものの、このプレイブラストではリプリケータを全て表示する設定でプレビューし録画することが可能です。出力場所も指定したら、プレイブラストを生成ボタンでプレビューを作成します。
現在のプレビュー設定を崩さずに、録画用のプレビュースタイルの細かな設定を行えるという点で、従来のGLプレビューを録画する機能よりも、このプレイブラスト機能が便利に使えるかと思います。