Hello World
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Hello World
概要
イベントログに ”Hello World” という文章を出力します。
解説
このスクリプトは初めてMODOのPythonスクリプトを組まれる方のために、一番シンプルなスクリプトを例にその使い方をご紹介します。
まずはダウンロードしたスクリプトを解凍し、”mjg_hello_world.py“をユーザースクリプトフォルダへとコピーします。ユーザースクリプトフォルダはMODOを起動し、システムメニュー > ユーザースクリプトフォルダを開くメニューを選択すると、自動的にフォルダが開きます。
スクリプトファイルをコピーしたら、MODOを起動し、システムメニュー > スクリプトの実行からコピーしたファイルを選択します。
一見すると何も行っていないように見えます。このスクリプトは単にイベントログに”Hello World“という文字列を出力するためだけのスクリプトですので、イベントログを表示させましょう。イベントログはシステムメニュー > 高度な設定 > イベントログを開きます。
するとイベントログには、”Hello World“という文字列が表示されているはずです。これがこのスクリプトの実行結果です。
ではこのスクリプトをテキストエディタで開いてみましょう。Python ScripterなどのPython用スクリプトエディタで開いてみても構いません。
1:#python
2:
3:# Hello World
4:# Author MODO JAPAN GROUP
5:# version 1.0
6:
7:import lx
8:
9:lx.out( "Hello World" )
書いてあるのは、たったこれだけ。1行目はこのスクリプトがPythonで書かれてますよー宣言で、3~5行目はコメント文、7行目はMODOにおけるPythonスクリプトのお約束事、9行目で引数で指定した文字列をイベントログに出力しています。
このようにイベントログへの出力が可能になりますので、この先スクリプトを組んでいく上で、lx.out(”~”)はデバッグ作業などに必須となる使用頻度が非常に高い便利な関数です。ぜひ覚えておいてください!