レンダリングの画像サイズを指定するには
http://www.youtube.com/watch?v=5UqI4fz74nc&hd=1
今回は作成するレンダリングの解像度を指定する方法について解説します。
画像サイズはシェーダツリーから指定します。シェーダツリーのRenderを選択し、フレームタブを開きます。このフレームの中にあるフレーム幅と高さで設定します。幅と高さはそれぞれ自由に変更することができますが、現在設定されている解像度の縦横比に従って、片方の値を指定すると、もう片方の値も比率を変えずに自動的に設定することもできます。
例えば、現在このシーンでは640×480に設定されていますが、幅の入力フィールドに960と入力し、Ctrlキーを押しながらEnterキーを押して確定すると、自動的に高さのフィールドには720という値が入力されます。
同様に、高さのフィールドに360と入力し、Ctrlキーを押しながらEnterキーを確定すると、自動的に幅のフィールドには480という値が入力されます。これは覚えておくと大変便利ですな機能です。
このように、全体のサイズを指定する場合には、このフレームタブの中にある設定を使いますが、レンダリングする領域の一部だけをレンダリングしたい場合もあります。
例えば、モデルの質感などを変更したためテストレンダリングを行いたいけれども、全体をレンダリングするには時間がかかりすぎるといった場合、同じフレームタブの中にあるレンダーリージョン機能を利用します。このレンダーリージョン機能により、スクリーンの一部だけをレンダリングすることができます。
レンダーリージョンの指定の仕方は、全体に対する上下左右の範囲の位置を指定するものですが、この範囲を視覚的に設定する方法が2つ用意されています。
[1] レンダーウィンドウで設定
一度レンダリングした後であれば、レンダーウィンドウを開き、比較/リージョン/オプションタブからレンダーリージョンの編集ボタンをクリックします。するとレンダーウィンドウ上で四角い領域を表すハンドルが現れるので、ハンドルをドラッグし、レンダリングしたい領域を設定します。レンダーウィンドウを閉じると、自動的に設定した値が反映されるようになります。
[2] RayGLで設定
RayGLがオンになっている場合、レンダーメニュー > レンダーリージョンツールを選択すると、ビューポート上で直接範囲をドラッグして設定できるようになります。