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被写体の大きさを変えずにレンダリングの幅や高さを変更するには

https://www.youtube.com/watch?v=ZJVM8VimbZY&hd=1

MODOでレンダリングの解像度を変更すると、被写体の大きさが変わってしまいますが、今回はレンダリングされる被写体の大きさを変えることなく、レンダリングの幅や高さを変更する方法についてご紹介します。

まずはサンプルとなるシーンをレンダリングしてみます。次に、シェーダツリーからルートにあるRenderを選択し、フレームタブを開きます。現在、デフォルトの解像度である720×480に設定されていますので、フレームの幅を二倍、1440に変更してレンダリングしてみます。

すると、確かに幅は広くなりましたが、その分だけ被写体が大きくなってしまったのがわかります。これを修正するためには、カメラのフィルムの設定を変更します。アイテムリストからカメラを選択し、プロパティにあるフィルム幅の数値を、先ほど解像度を修正したのと同じ比率、つまり今回の場合は2倍に設定します。36mmに設定されていますので、72mmへと変更し、レンダリングしてみます。

すると、オリジナルのレンダリング画像と比較して、映っている被写体の大きさはそのままで、横を広げてレンダリングできるようになりました。

同様に、レンダリングの解像度を幅720、高さを960に設定しましょう。こちらもフィルムの幅を36mmに戻し、その代り高さを2倍の48mmに設定しレンダリングしてみます。

すると、映る被写体の大きさは変わることなく、レンダリングの画像の高さを変更できるようになりました。

このように、被写体のサイズを変えずにレンダリングの幅と高さを変えたい場合には、変更する比率を、そのままカメラのフィルムの幅と高さにも適用するようにしてください。

2014年11月19日