ソフトフィルターがかかったような効果を表現するには
http://www.youtube.com/watch?v=okOoGPUO9jk&hd=1
今回はレンダリングする画像がソフトフィルターがかかったような効果を表現する方法をご紹介します。このソフトフィルターがかかったような効果というのは、ブルームという機能を使用します。
まずレイアウトに適当にサンプルのモデルを用意します。これをそのままレンダリングしてみましょう。かっちりくっきりとした形でレンダリングされるのがわかります。
レンダリングウィンドウの画像処理のタブにあるブルームというボタンをクリックすると、ブルーム閾値とブルーム半径というパラメータが出てきますので、それぞれのパラメータを調整してみると、もやがかかったようなフレアを表現できるようになります。
このブルーム処理は、レンダリングした後に行われる処理なので、レンダリングウィンドウで調整することが出来ましたが、レンダリング時にこのブルームの値を指定しておくためには、シェーダツリーのFinal Color Outputを選択し、レンダー出力のタブにあるブルームの値を調整します。
ただし、レンダリングウィンドウで調整した値を、このレンダー出力のパラメータに移すのに、いちいち手で入力しなおす必要はありません。画像処理タブの編集ポップアップの中にある、シーンへと貼り付けを選択すると、自動的にレンダリングウィンドウの中で調整していたブルームのパラメータの値が、シーンに設定するブルームのパラメータの値へと反映されるようになります。
2014年1月22日