真球の作り方
真球を作るにはプリミティブの球ツールを使えばよい!のですが、この場合、三角ポリゴンと四角ポリゴンとが同居してしまい、三角ポリゴンのところに微妙な歪みが生じたりしてしまいます:
このような場合には、できることならすべて四角ポリゴンで球を構成したいですよね。ということでパッチ球(形状メニュー > 単位プリミティブ > パッチ球)を作ってみましょう。ですが、このパッチ球の輪郭をよく観察してみると、形状が真球ではないようです:
このパッチ球を真球へと修正してくれる便利な機能が、背景コンストレイント。具体的な手順は以下の通り:
[1] パッチ球を前景レイヤー、球ツールで作った球を背景レイヤーに設定します。 [2] パッチ球を背景の球よりも少し大きくなるよう、スケールをかけます。 [3] スナッピング機能をオンにし、コンストレイントモードを背景に、背景にコンストレイント > 形状コンストレイントをベクトルに設定します。 [4] スケールツールで背景の球にぴったり合うまでスケールをかけます。これだけで、ポリゴンの構成はパッチ球でありながら、形状を真球にすることができます:
2013年9月7日