メッシュを他のメッシュにピッタリくっつけるには

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MODOには、あるメッシュを他のメッシュの一部へと、ぴったりと合わせる方法が用意されていますので、ご紹介します。

このサンプルシーンには面が色付けされている立方体ともう一つメッシュが用意されています。ではこの立方体の水色の面を、左側メッシュの水色の面へとぴったりとくっつくように配置してみましょう。

まずは立方体の水色の面を選択し、他のトランスフォームのところからタックツールを起動します。このタックツールは編集メニューから起動することも可能です。タックツールを起動したら、今度はくっつけたい先となるポリゴンを選択します。すると立方体の水色の面と、メッシュの水色の面とがくっつきあうようになりました。

オプションの連結頂点を移動がオンになっている場合は、水色の面と連結している立方体すべてが移動しますが、このオプションがオフの場合は立方体の水色の面のみが移動するようになります。

では、今度はティーポットで試してみましょう。ティーポットの底の面がぴったりとくっつくようにしてみます。まずはティーポットの底の面を選択し、タックツールを起動してから、くっつける先の面を選択します。

すると、ティーポットは確かに移動するようになりましたが、ティーポットで連結されていない他の部分はそのまま残ってしまいました。タックツールはあくまで連結している部分を移動させるのみですので、連結していないメッシュ部分は取り残されてしまいます。

この問題を解消するために、ティーポットの本体と注ぎ口、それと取っ手の部分を一時的に連結させます。連結させる一番簡単な方法は、エッジのブリッジを行います。エッジモードで注ぎ口のエッジとティーポットのエッジを選択したらブリッジツールでポリゴンを制作、同様に取っ手のエッジとティーポットのエッジを選択したらブリッジツールでポリゴンを制作します。これでポリゴンが全て連結された状態になりますので、再度タックツールを起動して動作させてみると、問題なく動作することが確認できます。

動作したら、あとはブリッジツールで作られたポリゴンを選択して削除するだけです。これでブリッジツールで制作する前の状態へと簡単に戻すことができます。