プロシージャルモデリングによるギアの作成
https://www.youtube.com/watch?v=ZlsNrkqq7Z8&hd=1
modoでモデリングする際、メッシュを作成し、そこから形状を作っていくのが通常ですが、modoでは特別にプロパティの値を調整することで、自らモデリング作業を行うことなく、モデルを生成できるプロシージャルモデリングが用意されています。
今回はこのプロシージャルモデリングに用意されているギアの作り方をご紹介します。
まずはアイテムリストのアイテム追加のポップアップからProcedural > Gearを追加します。そうするとビューポート上には歯車のモデルが自動的に生成されました。この歯車のメッシュの形状はすべてプロパティでコントロールされています。
Gearと書かれたプロパティのタブには、この歯車を構成する様々な要素が用意されています。例えば歯の間隔や歯の数を大きくすれば、それに合わせるように歯車自体のサイズが変わったり、厚みも調整することが可能です。
また、歯の向きであったり、歯に対して角度をつけたりといったプロパティの値も用意されていますので、プロパティの値の組み合わせによっては、歯車という形状だけに縛られないユニークな形状をつけることも可能になるでしょう。
歯車はプロシージャルモデリングのGearアイテムのままでもレンダリング可能ですが、この形状からさらに重ねてmodoのモデリング操作を行いたい場合には、通常のメッシュへと変換することも可能です。
アイテムリストからGearアイテムを選択し、右クリックでタイプの変更からMeshを選択します。こうすることで、通常通りジオメトリを削除したり、修正していくことが可能になります。
2014年8月7日