クロス型パイプとT型パイプの作り方
https://www.youtube.com/watch?v=VY9PrlIn4hE
今回はクロス型パイプとT型パイプの作り方を解説します。このビデオはpixelfondueで公開されているビデオを元に作成しています。
まずはクロス型パイプから作っていきましょう。最初にパイプとなる円柱を作りますが、このときサイドは8、セグメントは1、上部と下部のキャップを四角グリッドに指定してで作っておきます。パイプを作ったら、メッシュレイヤーを複製し、コンポーネントモードでクロスするように90度回転させます。メッシュ編集のタブにあるブーリアンツールを起動し、操作を和算に設定しOKボタンをクリックします。
TABキーをクリックしサブディビジョンへ変換してみると、全体的にまるっとしてしまうため、エッジを立たせる処理を行います。まずはパイプの先端となる箇所を、SHIFTキーを押しながらダブルクリックし複数選択します。エッジを立たせるためには、ジオメトリを増やすと良いので、ショートカットキーBでエッジベベルツールを起動し、エッジシェイプを矩形に設定し、造形を崩さずにエッジを拡張します。次に、中程にあるクロス部分のエッジを選択したら、こちらはエッジシェイプを丸めに変更し、同様にエッジを拡張します。もう一度サブディビジョンへと変換してみると、きれいなクロス型パイプになっているのが確認できます。
T型パイプの場合も、最初にパイプとなる円柱を作って、レイヤーを複製する箇所は同じです。T型パイプの場合、突き抜けてはいないので、ちょうど中間部分に来るように移動させます。このようにきっちり移動させる場合には、スナップオプションをグリッドに設定して、ショートカットキーXを長押しすることで、一時的にスナッピングをオンにして移動させると良いでしょう。次に縦方向に立っているパイプに対して、T型が組み込まれるちょうど中間部分にセグメントを入れます。エッジを1本選択したら、メッシュ編集 > ループスライスを選択し、カウントの値を1にしたままでスライスします。先程と同様、ブーリアンツールで二つのメッシュを組み合わせます。この状態では中央部分に頂点が重なって作られているところが出てきてしまうので、頂点を結合します。頂点サブタブ > 結合ツールで重複しているポイントを削除します。
この状態でサブディビジョンをかけてみると、やはり先程と同様、形が丸まりすぎるため、パイプ先端のエッジを選択したら、シェイプを矩形にしてベベルをかけ、クロスしている中央部分のエッジを丸めにしてベベルをかけるようにします。これでT型パイプも完成です。