MODO 801におけるスナッピングの改良点
https://www.youtube.com/watch?v=2vMFebbjt0Q&hd=1
MODO 801ではスナッピング機能に大きな改良が加えられており、さらにモデリング作業や整列作業が快適なものとなっています。
MODO 701以前ではスナッピングを行う場合、選択するモードをグリッドか形状かといった形で1つずつ選択する必要がありましたが、MODO 801ではグリッドにスナッピングしながら、メッシュの頂点にもスナッピングする、といった形で複数選択することができるようになっています。
また、801ではコンポーネントモードとアイテムモードとでスナッピングの対象を変えられるようになっています。もちろん今までどおり、コンポーネントモードとアイテムモードで共通の動作にしたい場合にはグローバルで動作させることもできます。
801で改良された大きなスナッピングの特徴として、交差が挙げられます。この交差とは、例えばメッシュがめり込んで交差している場合、従来であれば、実際にブーリアン処理などでジオメトリが存在していないとスナッピングができませんでしたが、メッシュが交差している箇所に対してもスナッピングするようになりました。
また、701まであった背景にコンストレイント機能は、801からはメッシュコンストレイントとして、独立しました。これにより、スナップ機能との切り替えが非常に楽になっています。
もう一つ、スナッピングのパネルではスナップ角を指定できるようになりました。これは回転ツールでCtrlキーを押しながらハンドルを動かすと、従来までは15度ずつ回転するように固定されていましたが、この回転角度を指定できるようになりました。例えば、スナップ角を90度に設定すると、90度ずつ回転するようになるなど、これまでよりも細やかに指定できるようになりましたので、位置や回転が合わせやすくなっています。