同一平面上のジオメトリに対する操作を可能にするフォールオフ
https://www.youtube.com/watch?v=p9ah87UW1oM
MODOのモデリング機能の特徴の一つにフォールオフが挙げられますが、バージョン12.2では新たに同一平面上のジオメトリに対して操作を可能にする同一平面フォールオフという新たなタイプが追加されました。
サンプルとして円柱を一つシーンに追加します。フォールオフのポップアップを開いてみると、新たに同一平面というフォールオフが追加されていますので、そちらを選択します。ポリゴンを一枚選択し、Wキーで移動ツールを起動します。そうすると、自動的に選択したポリゴンと同一平面上に存在するポリゴンが選択されるようになります。もし選択されていないようであれば、同一平面であるように見えるものの、若干の誤差が生じている可能性がありますので、その場合にはプロパティの値から角度の値に小さな値を入れてみてください。
このように、簡単に同一平面上にある面を複数選択し、トランスフォームをかけることができるようになります。
またさらにモデルパレット > 複製タブ > 複製ツールでこの円柱を複製してみましょう。 先程と同様、ポリゴンを選択し移動ツールを起動したら、今度はプロパティから連続性を使用オプションをオフにしてみます。そうすると、最初に選択したポリゴンと連結していないポリゴンも、同一平面であれば選択されるようになります。
角度の値を大きくすれば、ソフト選択のような効果を出すことも可能です。
このように、新たに追加された同一平面フォールオフを使えば、規則的に並んだ複数のポリゴンを楽に編集できるようになります。
2018年11月30日