メッシュペイントによる新たなメッシュの複製方法
https://www.youtube.com/watch?v=k5iLSHl519g
ペイントするようにメッシュを配置する機能メッシュペイントに対し、MODO 12.0からはさらに新たな配置方法が追加されました。
サンプルとなるシーンには地形のような均一でない表面を持つメッシュレイヤーを前景レイヤーに、緑色の立方体のメッシュレイヤーを背景レイヤーに設定しています。メッシュペイント機能を使えば、背景レイヤーにある緑色のボックスを、この地形の上へとペイントするように配置することができます。
まずはメッシュペイント機能自体について見ていきましょう。複製タブ > メッシュペイントを起動し、ペイントモードを見てみます。スライドやストロークといった従来と同じモードで動作させてみると、マウスでメッシュをクリックした場所に、緑色のボックスが配置されるようになります。ただし12.0からはスナッピング機能と併用できるようになっていますので、ポリゴンの中心や頂点に対して、簡単にメッシュを配置できるようになっています。
さらにペイントモードの中を見てみると、直線、配列、放射状といった新しいモードが増えています。
これらは通常の複製や配列、ラディアル配列と行ったツールとそう変わりがないのですが、それらツールと比較し、地形のメッシュを考慮した配置を行えるという点が決定的に異なります。例えば、ペイントモードを直線に指定し、直線カウントを10に設定した状態で、マウスをクリックしドラッグしてみると、ボックスは地形上の位置にきちんと沿うように配置されます。回転モードをサーフェイスに整列にしておくと、さらに地形の傾き具合に合わせて回転もかかります。配列や放射状配列でも同じです。
背景メッシュが一つだけではなく、複数ある場合でも、複製元をランダム背景に設定しておけば、背景メッシュをランダムに配置してくれるようになりますので、とても楽にモデルの配置が行えるようになります。