ベジェツールとカーブツールの改良点
https://www.youtube.com/watch?v=KtU0siBIwJY
MODO 10.2ではカーブツールに対して、様々な改良が施されており、より使いやすくなっています。
カーブツールでは今まで閉じる形状を作る場合、閉じるオプションをオンにした状態でパスを作る必要がありましたが、10.2からは一番目のポイント上で右クリックするだけで、自動的に閉じる形状のカーブが作られるようになりました。これはベジェでも同様です。
また一度編集を終えたカーブに対して、もう一度編集を加えたい場合、従来までは対象となるカーブを選択して、カーブツールを起動し編集を行っていましたが、10.2からはカーブを選択した時点で編集ツールがオンになるようになりました。これを従来通りの動作にしたい場合には、システムメニュー > 初期設定 > デフォルト > ツール設定にあるカーブツール自動起動オプションをオフにしてください。
ベジェツールではモードを編集に切り替えると、鋭角の方向に対してハンドルが表示され、角を丸めることができるようになりました。このハンドルを使えば、簡単に角が落ちた滑らかな形状を作り出すことができます。
また、ベジェカーブのハンドルの挙動はこれまでとは異なり、ハンドルを動かすと、デフォルトで片側だけを編集するようになります。従来は同時に両側の形状を編集するようになっていましたが、それとは逆にデフォルトで片側だけを編集し、両側を同時に編集したい場合には、Shiftキーを押しながらハンドルを動かすようになります。
これらカーブに関するツールは、新たにモデルパレットの中にカーブサブタブが用意され一つにまとめられていますので、今までカーブパレットを出して編集していた手間がなくなり、アクセスしやすくなりました。