新たに追加されたSubstanceデータのネイティブサポート
https://www.youtube.com/watch?v=FrcvHO8LW9k
Modoバージョン16.1v3から、Substanceのデータが読み込めるよう、Substance in Modoというキットが標準で実装されるようになりました。このビデオではSubstanceデータの読み込み方法について解説していきます。
まずはシーンにティーポットを追加し、ショートカットキーMでマテリアルを作成します。テクスチャメニュー > Substance > Create Substanceを選択するか、もしくはショートカットキーCtrl+Alt+Sを押します。そうすると先ほど作成したマテリアルグループの中にSubstanceアイテムが生成されているのがわかります。
プロパティを見てみると、Substanceプロパティタブが追加されており、その中にSubstance用のプロパティが収められています。Load SBSAR ボタンをクリックし、Substanceデータを読み込みます。
そうすると読み込んだSubstanceデータに関するプロパティが読み込まれるようになります。読み込まれた時点では何も変化がありません。Outputsのところにあるエフェクトを選択することで、読み込んだSubstanceデータから利用したいエフェクトを指定することができるようになります。
またTweaksカテゴリのところでは、読み込まれているSubstanceデータの各プロパティを細かく調整できるようになっています。
さらにいちからこういったプロパティをすべて調整せずとも、各Substanceデータには、こういったプリセットも内包されていますので、そこからさらに手を加えることで、Modoの中で調整していくことができます。
これらのマテリアルデータをSubstanceマテリアルを用いずにModoの中で活用するため、または他のDCCツールやゲームエンジンで使えるようにするためには、追加されている各エフェクトを画像に出力する必要が出てきます。その場合、Output Sizeで画像のサイズを指定し、Bake To Diskボタンをクリックすることで、実際に画像ファイルをディスクへと保存することができるようになります。
今回サンプルとして使用したSubstanceデータは、公式アセットからダウンロードして利用しています。公式アセットへのアクセスは、キットボタンをクリックし、Substanceアイコンをクリックすると、Substanceキットに関するメニューが表示されます。公式アセットのボタンをクリックすると、URLに直接アクセスすることができますので、気軽にSubstanceデータをご利用いただけるようになるかと思います。