アンビエントオクルージョンの厚みオプション
https://www.youtube.com/watch?v=naVUmFS_8ec
MODO 10からはアンビエントオクルージョンのタイプとして、新たに厚みが追加されました。
サンプルとしてチキンのメッシュを使ってみます。シェーダツリーのレイヤー追加 > 処理 > Occlusionを追加します。プロパティを見てみると、タイプの中に厚みが追加されています。厚みを設定してみると、メッシュの厚み(チキンのお腹の部分は白、手足などの細いところは黒)に応じて、強さが変わっているのがわかります。
この設定を使って、サブサーフェイススキャッタリングを表現してみます。マテリアル(透過)タブでサブサーフェイスの量を80%、サブサーフェイスの色を赤っぽい色にしてみます。Occlousionのエフェクトをディフューズの色から、基本チャンネル > サブサーフェイス量へと変更し、オクルージョンの値1を100%、値2を0%に設定してみます。他にも広角度の値などを調整していくと良いでしょう。
厚みのオクルージョンとサブサーフェイスなどを組み合わせることで、簡単にこのような質感を簡単に演出することができるようになります。
2016年4月21日