Softboxアセンブリを用いた簡易ライティングセットの使い方

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アイテムをレンダリングする際、ライティングなども設定する必要がありますが、MODOにはあらかじめ簡易的なライティングセットが用意されていますので、今回はそのライティングセットの使い方について解説していきます。

まずはシーンに床とメッシュを用意しましょう。次にこの簡易ライティングセットはアセンブリとして用意されていますので、そのアセンブリを読み込みます。アセンブリのタブへと移り、SoftBoxTargetAssemblyというアセンブリを読み込んでみます。そうするとシーンにいくつか新たなアイテムが読み込まれたのが確認できます。

Scaleと書かれているアイテムが四角いライトを表しており、Light Targetと書かれたアイテムはこのライトが向く方向を指示します。Tripodと書かれているのはライトの三脚を表しており、このTripodアイテムを動かすとライトも動きます。Tripodのすぐ上にあるLight Controlをクリックすると、このライトの強さや高さなどのの設定を行えるようにパラメータが表示されるようになります。

では実際に設定を行ってみましょう。今回はわかりやすいように、シーンに用意されているライトの設定はオフにし、環境の輝度の値を低めに設定したら、プレビューウィンドウを開いておきます。

ライトのアイテムを選択するとスケールツールが起動しますので、ライトの大きさを変えてみたり、またTripodで位置を動かしたり、Light Targetを動かすことで、ライトの向きを変えてみましょう。

また、このライト自体はメッシュとして存在していますので、メッシュに割り当てられているマテリアルを変更することで、ライトの色を変更することも可能です。このライトにはsoftboxというマテリアルグループで管理されていますので、その中のマテリアルに対し、ルミナンスの色を変えるとライトの色を変えることができます。

このようにあらかじめ組まれたライティングセットが用意されていますので、難しい設定を行うことなく、手軽にライティングを設定したり、または既存のライト設定に追加することが可能になっています。