パスにそって伸びるアニメーション

今回はパスにそってメッシュが伸びていくようなアニメーションを作ってみます。メッシュがパスにそってメッシュが変形するためにはスプラインデフォーマを使用します。

[1] パスとなるカーブを用意します。

[2] パスに沿うためのメッシュを用意します。この時にメッシュが沿っていく軸と、その軸に対する長さを覚えておいてください。また、メッシュはどの軸にそっていても構いませんが、原点を起点として伸びるメッシュを作ることが重要となります。

[3] セットアップタブへと移り、デフォーマのタブからスプラインを選択します。

[4] スプラインを作成というパネルが出てきますので、ここで直方体のメッシュに合わせ、軸と長さを指定します。

するとビューポート上にはスプラインデフォーマを構成するロケータが直方体の形状にそって作成されたのがわかります。このロケータがパスに沿うことにより、メッシュが変形することになります。

[5] スプラインエフェクタのタブからターゲットカーブに、用意しておいたカーブのメッシュを指定します。これで直方体がパスにそって変形するようになりました。

パスもメッシュですので、カーブの頂点位置などを修正すると、リアルタイムにこのカーブにそっているメッシュの形状も変わるようになります。

[6] スプラインエフェクタタブを見てみると、伸縮というパラメータがあります。このパラメータを調整してみると、メッシュがパスにそって伸び縮みしますので、この値をアニメーションさせることでメッシュがパスにそって伸びるようなアニメーションを付けることが可能になります。

2013年9月16日