複数のアイテムの位置合わせを行うには
http://www.youtube.com/watch?v=SDK7jytVEhs&hd=1
今回はシーン内にある複数のアイテムを簡単に位置合わせする方法を紹介します。
サンプルとなるシーンにはいくつものメッシュレイヤーが存在しており、バラバラに配置されています。この配置を揃えていくのは、セットアップレイアウトの設定タブから行います。今回はアイテムでの動作となりますので、必ず編集モードをアイテムモードへと切り替えておいてください。
<アイテム位置を他のアイテムへと一致させるには>
まず最初に移動元となるアイテムを選択してから、次に移動先となるアイテムをShiftキーを押しながら複数選択し、一致と整列カテゴリの中にあるアイテム位置をクリックします。これで完全に位置が一致するようになります。
このアイテム位置の機能は、単にひとつのアイテムを、もうひとつのアイテム位置へ配置するだけではありません。三つアイテムを選択してアイテム位置をクリックすると、一番最初に選択されたアイテムが、2番目と3番目に選択されたアイテムの中点に位置するようになります。4つアイテムを選択してみても同様です。要は一番最初に選択したアイテムが、それ以降に選択したアイテムの中点へと配置されるようになるのです。
この下にあるアイテム回転、スケールを一致も、同様の挙動となりますので、試してみてください。
<複数アイテムの軸をそろえるには>
複数のアイテムを同時に軸に対して揃える場合には、一致機能を使用します。
アイテムを複数選択し、一致を選択し、X軸に対して整列させてみると、一番最後に選択したアイテムのセンターのX軸の位置へと、他のアイテムのセンターのX軸の位置も移動するようになります。右揃え、左揃えといった感じの操作ができるようになります。
<複数アイテムを作業平面に合わせるには>
設定カテゴリの中にある作業平面の位置へ、作業平面の角度へを使用すれば、作業平面へと自動的に合わせてくれるようになります。セットアップタブではデフォルトでは作業平面は表示されない設定になっていますので、作業平面を確認したい場合には、キーボードショートカットキーOのキーを押し、表示属性のタブから作業平面表示をオンにしてください。特に作業平面の回転に合わせておくと、その後の移動操作なども非常に簡単になるでしょう。
このような様々な一致機能を利用すれば、規則的なレイアウトはかなり簡単に行えるようになりますが、見てきたように一致させるもととなるのはそのメッシュのセンターですので、センター位置は必ず意識して設定するようにしてください。センターについてはメッシュのセンターについてで解説していますので、そちらをご覧ください。