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オニオンスキンで前後の動きを確認するには

https://www.youtube.com/watch?v=GIted-m-tWI&hd=1

MODO 801ではアニメーションの設定をしやすくするため、前後の動きを確認できるようにするため、オニオンスキンの機能が追加されています。

オニオンスキンの機能は、アクターに付けられているアクションに対して適用されます。サンプルとして、このシーンにあるモデルとカメラを選択し、アクターを作ります。モデルとカメラ、それぞれに対して動きをつけたら、アクションとして保存します。

アクターポップアップを開き、オニオンスキンを適用ボタンをクリックします。タイムラインのフレームを動かしてみると、カレントフレーム前後に対するモデルとカメラ、それぞれの動きを表すように緑色と紫色で残像のように表示されます。前後のどのフレーム間隔で表示するのかなどの詳細を後から設定するには、グループタブからアクターを選択し、グループのプロパティを開きます。ここで前後の色、残像の透明度などを細かく調整できますので、見やすく作業しやすい設定を探してください。

また、このオニオンスキンはキャラクタアニメーションなどで非常に有効に使えますが、シーンによってはオニオンスキンが正しく適用されていないことがあるように思えるかもしれません。例えば、リターゲティングの機能の説明で使用したシーンではアクターがつけられていますので、アクションを用意し、オニオンスキンの機能を適用すれば、前後のキャラクタの動きが確認できるはずです。

しかし実際にはオニオンスキンを適用しても、動きが確認できません。アクターの中のアイテムを見てみると、スケルトンは組み込んでありますが、メッシュ自身は含まれていません。このため、メッシュのオニオンスキンが表示されない状態になっています。この場合には、メッシュを選択し、アクターのアイテムへとドラッグアンドドロップし追加すると、正しくオニオンスキンが表示されるようになります。

2014年5月7日