【MeshFusion】破たんしているストリップを修正するには

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今回はMesh Fusionにおいて、組み合わせたモデルの間で形状が破たんしている個所を修正する方法についてご紹介します。

サンプルとなるモデルを追加してみます。この二つのモデルの単純な組み合わせでは、組み合わせの境目にできるストリップもきれいに作成され、形状が破たんするということはありません。

ではさらにモデルを追加してみましょう。モデルを追加することでストリップ同士が重なり合い、うまく形状が生成できていないところが出てくる場合があります。これをチェックするため、ストリップオプションパネルを開き、非密閉ストリップを選択をクリックします。すると、形状が破たんして穴が開いてしまっているような箇所のストリップが選択されます。

選択されたストリップのプロパティの値を個別に調整することで、形状を修正することも可能ですが、さらに便利な方法もMesh Fusionには用意されています。

ストリップオプションパネルの中の、密閉自動調整ボタンをクリックすると、形状が破たんしないよう、自動で調整してくれる機能のオプションが表示されます。品質と速度の兼ね合いで三つのオプションが用意されていますが、今回は再構築＆高品質のオプションで処理してみます。

処理が終了して形状を確認してみると、破たんして穴が開いていた形状が綺麗に修正されていることが確認されました。Fusionモデルを通常のメッシュへと変換し、さらに3Dプリント用に出力する場合などは、必ず形状が密閉されている状態であることが必要とされますので、そういった場合にはこの非密閉ストリップを選択メニューで形状が破たんしている個所がないか、また破たんしていれば密閉自動調整メニューで、形状を修正するようにしてください。