各レイアウトタブの表示属性について
https://www.youtube.com/watch?v=4x6Nm-A_WkQ&hd=1
今回はmodoインターフェイスのレイアウトについて解説します。modoのインターフェイスはその作業工程にあわせて、いくつものタブで構成されています。
MODO 701の場合、デフォルトではタブは表に出てきていません。わかりやすいように今回はタブを表に出すようインターフェイスを変えましょう。Ctrl+TABキーを押し、タブを選択すると、ツールバーの下に複数のレイアウトタブが表に出てくるようになります。
左から、モデル、モデル4分割、ペイント、リトポといった具合にレイアウトのタブが並んでいますが、このタブの並びは、modoでモデルを作成してからUV展開したり、ペイントしてモデルを作成してから、メッシュを配置し、アニメーションを作成した後でレンダリングをするといった制作の流れに沿ったタブの並びになっています。
modoではそれぞれの作業工程において、その作業に集中できるよう、各レイアウトでは表示を幾つか制限している場合があります。例えば、モデリングを行うモデルレイアウトやモデル4分割レイアウトでは、シーンのレイアウトを行うためのカメラやライトはあまり必要とはされないため、シーンには存在していても表示されないという設定にしてあります。ただし、シチュエーションによってはそのレイアウトであってもカメラやライトの位置を把握しておきたい場合もあるかもしれません。
そのような場合に備えて、modoでは各レイアウトの表示設定はカスタマイズが可能です。
ショートカットキーOのキーを押し、表示属性のタブから、ライト表示、カメラ表示などをオンにしてみると、モデルレイアウトであっても、ライトやカメラを表示することができます。
また、デフォーマによるメッシュの変形も、モデルレイアウトでは確認できないようになっていますが、こちらは表示とコントロールからデフォーマを有効をオンにすれば、確認できるようになります。
一方、レイアウトやセットアップといったタブでは、モデリングよりも主にアイテムの配置やアニメーションを行うため、モデリングする上で重要な機能となる作業平面はデフォルトで非表示になっています。これも表示属性タブから作業平面表示をオンにすれば、作業平面が確認できるようになります。
このように、各レイアウトによって表示できる属性はデフォルトの状態では制限されていますが、表示属性のオプションを切り替えることで、作業しやすいように合わせてください。