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【キット】Substanceファイルの読み込み方(801)

https://www.youtube.com/embed/Mexqo2ILNjU

このビデオではSubstance Designerなどで生成されたSubstanceファイルを、インポータを使ってMODO 801に読み込む方法について解説します。MODO 701とMODO 801では若干仕様が異なっておりますので、ご注意ください。本ビデオではMODO 801での使用方法を解説しています。MODO 701では同梱しているドキュメントに詳細を記載しておりますので、そちらをご覧ください。

Substance for MODO 801をダウンロードしインストールしたら、MODO 801のテクスチャメニューにSubstanceという項目が出てきます。このメニューが出ていないようだと、正しくインストールされていませんので、もう一度MODOを終了し、インポータをインストールしなおしてみてください。

まずはサンプルとしてプリミティブのボックスを作成し、適当なマテリアル名称を付けます。次にテクスチャメニュー > SubstanceCreate Substanceを選択します。すると、マテリアルグループの中にSubstanceのアイテムが追加されるようになります。MODO 701のインポータの場合には、このSubstanceアイテムはアイテムリストに追加されていましたが、MODO 801からはマテリアルグループの中に存在するようになります。

この新たに生成されたSubstanceアイテムを選択し、プロパティのタブからLoad Sbsarボタンをクリックします。これでSubstanceのファイルを読み込むことができます。ここでは試しに煉瓦の質感を表現しているBrick_Wallというファイルを読み込んでみます。すると、様々なプロパティが表示されるようになりましたが、まだ実際にテクスチャとしてマッピングされていません。これはSubstance用の画像ファイルが生成されていないからです。

SubstanceプロパティのOutputsのところにあるDiffuseSpecularといったエフェクトをオンにすることで、そのエフェクトに対応する画像が自動的に生成されるようになります。画像タブを見てみると、指定したエフェクトに対しひとつずつ画像が生成されており、またシェーダツリーでも生成された画像がマッピングされるようになっているのが確認できます。

自動で生成された画像は、Output sizeの値を変更することで、いったん生成した後でもサイズを変えることが可能になっています。また、Substanceはパラメータにより自由にテクスチャを変化させることができますので、この状態でプロパティの値を変更し、調整を加えることが可能です。

このように調整を加えた設定は、プリセットとしても登録し、再利用することが可能になっています。シェーダツリーからマテリアルグループを選択し、プリセットをサムネイル付で保存で保存します。次にレンダリングを行い、サムネイルの画像を用意したら、プリセット上を右クリックし、最後のレンダリングでアイコンを置換メニューを使えば、レンダリングのイメージがそのままサムネイルとして活用されるようになりますので、非常にわかりやすい状態でプリセットを登録しておくことができます。プリセットを登録しておくことで、次回全く何もないシーンであっても、プリセットをダブルクリックするだけで、設定をそのまま再利用することができます。

Substanceのファイルは数多くのファイルを素材集として、MODO JAPAN グループでも取り扱っておりますので、ぜひそちらもご利用ください。

2015年4月22日