ビューポート操作(回転、パン、ズームなど)のショートカットを他の3Dソフトのように変更したい
MODOのビューポート操作のショートカットは、以下の手順で変更することができます。
マウス入力プリセットでの変更
他の 3D アプリケーションから MODO へと移行するユーザーのために、主要な 3D アプリケーションのマウス操作がプリセットとして用意されています。用意されているプリセットは以下の5種類です。
MODO, Maya, 3ds Max, Cinema 4D, Softimage XSI
プリセットは以下の手順で選択します。
- 「システム」メニュー > 「初期設定…」 を選択し、「初期設定」ウィンドウを表示します。
- 「初期設定」ウィンドウ左のリストで、「入力」カテゴリにある「リマッピング」を選択します。
- 「マウス入力プリセット」のポップアップメニューで、ソフトウェアの名称を選択します。
入力編集での変更
マウス入力プリセットに用意されていないショートカットをビューポート操作に割り当てたい場合は、「入力編集」ウィンドウで個々の操作をショートカットに設定します。
ここでは「Rhinoceros」(ライノセラス)のビュー操作のショートカットをMODOに割り当ててみます。
「Rhinoceros」のビュー操作 | |
右クリック | 回転 |
Shift + 右クリック | パン |
Ctrl + 右クリック | ズームイン/アウト |
それぞれの割り当ての手順は以下となります。
「右クリック」を回転に割り当てる
- 「システム」メニュー > 「入力編集」を選択し、「入力編集」ウィンドウを表示します。
- 「編集モード」ポップアップメニューを「ビューポート」に変更します。
- 「ビューポート」ポップアップメニューを「3DとUVビュー:ナビゲーション」に変更します。
- 「マップされていないキーを表示」チェックボックスをONにします。
- トリガーにリストされている「▼右クリック」の「新規割り付け」ポップアップメニューをクリックし、「ナビゲーション:回転(もしくはパン)」を選択します。
これでマウス右ボタンを用いて3Dビューポートを回転させることができます。
※初期の設定ではビューポートの回転操作は、3D空間を自由に回転できる(Y軸が固定されていない)トラックボール回転となります。この設定の変更手順は後程説明します。
「Shift + 右クリック」をパンに割り当てる
- 「入力編集」ウィンドウで、モディファイヤを「全て」に変更します。
- トリガーにリストされている「▼Shift – 右クリック」の「新規割り付け」ポップアップメニューをクリックし、「ナビゲーション:パン」を選択します。
これでShiftキーを押しながらマウス右ボタンを用いて3Dビューポートをパンさせることができます。
「Ctrl + 右クリック」をズームイン/アウトに割り当てる
- トリガーにリストされている「▼Ctrl – 右クリック」の「新規割り付け」ポップアップメニューをクリックし、「ナビゲーション:ズーム」を選択します。
これでCtrlキーを押しながらマウス右ボタンを用いて3Dビューポートをズームイン/アウトさせることができます。
※初期の設定ではビューポートのズームはマウスを左右にドラッグして行います。この設定の変更手順は後程説明します。
トラックボール回転の変更
初期の設定ではビューポートの回転操作は、3D空間を自由に回転できる(Y軸が固定されていない)トラックボール回転となっています。これは初期設定ウィンドウで変更することができます。
- 「システム」メニュー > 「初期設定…」 を選択し、「初期設定」ウィンドウを表示します。
- 「初期設定」ウィンドウ左のリストで、「表示」カテゴリにある「OpenGL」を選択します。
- 「トラックボール回転」チェックボックスをOFFにします。
これでY軸を固定して3Dビューポートの回転操作を行うことができます。
ズームイン/アウト操作のドラッグ方向の変更
初期の設定ではビューポートのズーム操作は、マウスを左右にドラッグして行います。これは初期設定ウィンドウで変更することができます。
ここでは上下のドラッグでズームイン/アウトになるようにしてみます。
- 「システム」メニュー > 「初期設定…」 を選択し、「初期設定」ウィンドウを表示します。
- 「初期設定」ウィンドウ左のリストで、「入力」カテゴリにある「リマッピング」を選択します。
- 「ズームドラッグ軸」ポップアップメニューを「下から上へズームイン」に変更します。
これで上下のドラッグでズームイン/アウトを行うことができます。