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Modo13.0で追加されたマテリアルプリセット機能


https://www.youtube.com/watch?v=MxiGbMRjJfQ

Modo 13.0からは新たなマテリアルプリセット機能が追加されています。

まずはサンプルとなるメッシュに対して、マテリアルのプリセットを適用してみましょう。バージョン12.2までは、マテリアルのプリセットをビューポート上の目当てのマテリアルの上、もしくはシェーダツリーのマテリアルの上へとドラッグアンドドロップすると、プリセットに登録されていたマテリアルの設定が読み込まれ、適用先のマテリアルへとコピーされた状態となっています。このため、リンク元となるプリセットを修正したとしても、その変更が反映されることはありませんでした。

13.0からは新たなプリセット用のマテリアルというのが追加されています。レイヤー追加特殊Material Presetを追加すると、プリセットをそのままリンクする設定となります。リンクされているだけなので、この状態ではシェーダツリーで編集することはできません。常にプリセットにリンクされている状態であるため、プリセットが修正されると、その状態が反映されることになります。

では、このシーンを保存したら一旦シーンをクリアにし、リンクしたプリセット自体を編集してみます。新たなシーンにメッシュを作成し、マテリアルのプリセットを読み込んだら、マテリアルを修正し、再度右クリックからプリセットを保存で、先程のプリセットを上書きしてみます。

保存しておいたシーンを読み込んでみると、マテリアルが修正後のプリセットで更新されていることが確認できます。また、このリンクされている状態から、従来どおりマテリアルの設定を読み込む状態へと変更することも可能です。Material Presetのプロパティにあるマテリアルを公開ボタンをクリックすると、プリセットにリンクするのではなく、従来どおりプリセットの設定を読み込んだ状態となるため、続けてシェーダツリーでの編集が可能になります。

このMaterial Presetは、複数人のチームで制作している場合など、共通したマテリアルで作業する必要があるときなどに、非常に便利に使えます。

2019年7月10日