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皆さんこんにちは!
前回シーンのセットアップができましたのでアニメーションを付けていきますよ!
シーンはこちらからダウンロードできます。
まずは、設定を開いて「シーン終了」のフレーム数を「250」に変更します。
3Dビューポートは「Camera」に設定しておきますよ。
宇宙人の「Head」には「方向」コンストレイント、「Body」には「回転」と「スケール」コンストレイントが既に適用されているので、実際に設定するのはコントロールする「UFO」アイテムだけで良いのですね。
UFOは右側から飛んで来て中央で静止して回転、スケール後に左に飛び去っていきます。宇宙人の「Head」と「Body」も設定されたコンストレイントにより同調してますね。
それでは「UFO」アイテムを選択します。
現在のフレームを0フレームにします。
トランスフォームツールで画面右奥にUFOが見えなくなる位置に移動します。
「S」キーを押してキーフレームを作成します。
60フレームに移動します。
UFOは0~60フレームにかけて右から中央後方に移動します。
トランスフォームの「位置」XとZの数値は変更された為に自動でキーフレームが作成されますね。
90フレームに移動します。
UFOが60~90フレームで後方から中央まで移動します。
「位置」のZは7mにしてください。
110フレームに移動します。
90~110フレーム迄UFOは静止してますが、ここから回転を始めますので「回転」Yのチャンネルをクリックしてキーフレームを作成します。
150フレームに移動します。
110~150フレームにかけてUFOが2回転します。
「回転」Yを720°にしてUFOが2回転するようにします。単調な作業が続きますが辛抱ですよ!
160フレームに移動します。
回転した後の160フレームからはスケールでホヨホヨと大きくなったり小さくしたりします。
「スケール」のX,Y,Zのチャンネルをクリックしてキーフレームを作成します。
170フレームに移動します。
「スケール」のX,Zの値が75%になるようにトランスフォームツールかプロパティで調整します。UFOは160~170フレームにかけてスケール100%から75%で少し小さくなります。
180フレームに移動します。
「スケール」のX,Zの値が120%になるようにトランスフォームツールかプロパティで調整します。UFOは170~180フレームにかけてスケール75%から120%に大きくなります。
190フレームに移動します。
「スケール」のX,Zの値が100%になるようにトランスフォームツールかプロパティで調整します。UFOは180~190フレームにかけてスケール120%から100%になり通常の大きさとなります。
210フレームに移動します。
「スケール」のX,Zの値が130%になるようにトランスフォームツールかプロパティで調整します。UFOは190~210フレームにかけてスケール100%から130%で少し大きくなります。ふ~これでスケールの設定は完了です。皆さんもうちょっとです、ファイトですよ~!
220フレームに移動します。
今からUFOが去っていきます。移動はX軸上で行いますので、「位置」Xのチャンネルをクリックしてキーフレームを作成します。
250フレームに移動します。
さて、最後ですよ! 「位置」のXが-2.5mになるようにトランスフォームツールかプロパティで調整します。これでUFOは220~250フレームにかけて左の画面外に飛んで行きますよ。
完成したら「再生」ボタンで動きを確認してくださいね!
完成シーンは下記からもダウンロードできますよ。
年内の更新は最後になります!
皆さん、良いクリスマスとお年をお迎えください~!
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