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MODO image by Maurison Borba

3Dスタジアム 河口 茂樹氏 インタビュー

今回は愛知県で工業製品のCG制作にMODOを活用しておいでの3Dスタジアム様をおたずねして、河口 茂樹氏にお話しをおうかがいしました。

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河口 茂樹

3Dスタジアム ( 3dstadium.com )

■3Dスタジアム様のご紹介をおねがいします。

3Dスタジアムは、主に工業製品のCGを制作する事業所で、まだ開業して間もないのですがクライアント様からの請負いをメインにやっています。

以前もCGを制作するような仕事はやっていたのですが、古いソフトを使っていたこともあり、なかなか出来上がりに満足いかないこともありました。

ちょうどそのころMODOを使えば品質の高いCGが作れるということを知りまして、いろいろ調べたうえで MODO と CAD ワークフローツールをメインに使って工業製品のCGを制作しようと事業所を起こしました。

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■MODOをどのように活用されていますか。

3Dスタジアムではデータの読み込みから最終的なレンダリングまでの多くの工程でMODOを使用しています。

一例としては、クライアント様より 3D CAD ソフトから出力したSTEP形式のデータをお預かりし、それを MODO に読み込んで質感の設定を行います。そして自作のデータを追加し、見栄えを良くしてレンダリングをしています。最終的にはアングルの違う数枚の静止画や、動画にして納品します。

この流れの中で特に私が重要に考えているのは質感を設定する作業です。

金属の質感は最終的な絵のクオリティに与える影響が大きいので調整に時間をかけるのですが、MODOにはあらかじめ豊富な材質のプリセットが用意されており、それをモデルにセットするだけできれいな質感になります。

機械工業の仕事経験が長い人は誰でもかもしれませんが、私もパーツを見るとそれが何の材質なのか概ね予測できるので、その経験に沿って材質のプリセットを適用したあとに目で見ながら細かい設定を調整しています。

短い時間で質感のクオリティを上げることができるので、MODOを使用するメリットは大きいと思います。

■MODOを利用されるようになったきっかけをおしえてください。

たまたま MODO のカタログを見る機会があり、そこに掲載されているフォトリアリスティックなレンダリング画像を見たのがきっかけだと思います。そのあと、WEBなどで情報を調べて「金属の質感(品質)が良いな」と思いました。海外の3DCGソフトのランキングサイトも調べたりしたのですが、MODOはコンスタントにランキングしていましたね。

後で知った話なのですが、家族と劇場で見ていた3D立体映画「アバター」の制作にMODOが使われていたというのも何かのご縁ではないかと思っています。

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■現在のお仕事の中でよく使われているMODOの機能はございますか。

CADデータの読み込みを行いますので、別売のプラグイン「Power Translators for MODO」は必須ですね。あとモデルを自作する際の話なのですが、工業製品の機能をわかりやすく説明するため、絵の中に「角度」や「長さ」の目盛り、メーターなどを追加しておりまして、それらは MODO で作っています。

目盛りのモデルを作って、画像テクスチャを貼って「ステンシル」エフェクト、「RGBA」エフェクトを指定して表現しています。MODOのモデルとして作ると、デフォーマで手早く変形できて気に入っています。3Dモデルの中に2Dのグラフィック的な要素が加わるわけですが、違和感も無く効果的に感じます。

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■MODOの他に利用されているソフトウェアはございますか。

LightWave 2018 も使っています。LightWaveはレンズフレアが使えて、軽く操作できるので作業によって使い分けています。

■MODOと他の3DCGソフトウェアを比較していかがですか。

3DCGソフトもやはりコストパフォーマンス(費用対効果)が重要だと思います。MODOはコストパフォーマンスがとても良いので、MODOを選択するという意義は大きいと思います。

本体の価格もそうなのですが、CADデータの読み込みプラグインが他のソフトと比較して安いのは良いですね。

事業所の開業に合わせてMODOとプラグインを購入したのですが、開業の時には他にもハードウェア(ワークステーション)などいろいろな物をそろえないといけないので、ソフトウェアの初期費用をおさえられたのは助かりました。

開業時に目標にしていた「全体のコストを下げて、高い品質を確保する」というのが達成できたと思っています。

■今後MODOに期待する機能、要望がありましたらお聞かせください。

工業製品をビジュアライゼーションするときにはCADデータで提供されるモデルをレンダリングするだけでなく、見栄えを良くしたり製品の機能をわかりやすくするためにレーザー光線や溶接の火花を追加することがあります。そのような演出(表現)のためにレンズフレアの機能を実装してほしいですね。

あと要望になるのですが、今後3Dスタジアムではリアリスティックな表現手段として V-Ray for MODO でのレンダリングも積極的に行おうと思っています。現在 V-Ray for MODO の操作(設定)についての情報が少ないので、サンプルデータを公開したり講習会を開催してほしいですね。

■これからMODOを導入される方に、一言アドバイスをお願いします。

MODOは、YouTubeにMODO JAPAN グループさんやオークさんでチュートリアル動画が沢山公開されているので学習しやすいと思います。

私はMODO JAPAN グループさんのWEBサイトの「コラム」をプリントアウトして学習したりもしました。

あといろいろなCGソフトの解説で有名な福井信明さんがYouTubeで公開されている3DCG初心者向け動画があるのですが、その動画がMODOを使用して判りやすく説明されていて、それも良かったですね。

これから3DCGやCADのビジュアライゼーションを始める人にはこれらのチュートリアル動画やコンテンツは役に立つと思います。

トレーニング費用も抑えられて助かりますし。

本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

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