相対モーフと絶対モーフについて


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今回はモーフマップの種類である相対モーフと絶対モーフの違い、変換方法などについて解説します。

モーフマップとはベースとなるメッシュに対する各頂点毎の変形(移動)情報を保持した頂点マップです。モーフマップには相対モーフ絶対モーフの2種類がありますが、通常は相対モーフを使うことの方が圧倒的に多いかと思います。ではこの二つのマップの種類の違いは何でしょうか?

相対モーフとはベースメッシュに対して、各頂点位置の差分の情報を頂点マップとして保存します。これに対し、絶対モーフとはモーフマップでの位置情報を、そのまま頂点マップとして保存します。このため、差が生じている頂点箇所だけを保存する相対モーフに比べ、全ての頂点情報位置を保存する絶対モーフマップの方が情報量は多くなります。

またその性質上、例えばモーフマップ作成後にベースメッシュに対して修正を行った場合、相対モーフではその修正が反映されることになりますが、絶対モーフではその習性は一切反映されません。このため、モデリングのある時点における形状を記憶させるといった目的においては、絶対モーフを使うとベースメッシュの影響を受けないため、保存機能として大変便利に使えます。

絶対モーフを相対モーフに、もしくは逆に相対モーフを絶対モーフにタイプを変更したい場合、モーフツールを使います。例えば絶対モーフを相対モーフへと変えたい場合、まず新たに相対モーフを一つ作成しておきます。頂点マップモーフツールを起動し、モーフのポップアップから変換したい絶対モーフを選択し、を100%に設定したら、適用ボタンをクリックします。これで絶対モーフと全く同じ形状の相対モーフができたことになります。逆も全く同じです。また、絶対モーフに保存しておいた形状をベースメッシュへと反映させたい場合にも、モーフマップを選択していない状態でこのモーフツールを使えば、モーフの形状をベースメッシュへと移すことが可能になります。