絶対ハンドルを用いたスケールツールの使い方

https://www.youtube.com/watch?v=2_yrucVk09k

スケールツールのオプションの一つである絶対ハンドルは、使う場所によって非常に便利に使えます。

例えば、サンプルシーンには2つのボックスが用意されていますが、この2つの間に適当なサイズで作ったボックスをピッタリと合わせてスケールするような場合に大変便利です。

まずは赤いボックスの面に、白いボックスをくっつけます。白いボックスを選択し、くっつけい面に沿って移動させたいので、アクションセンターをエレメントに指定します。さらに赤いボックスの面にピッタリと合わせたいので、スナッピングオプションからポリゴンをオンにし、赤いボックスに合わせるよう移動させます。

移動がうまくいったら、次がスケールです。赤いボックスにピッタリとつけている面を基点に、緑のボックスの面に合うよう、スケールをかけます。作業しやすいように赤いボックスの面は非表示にしておきます。スケールツールを起動したら、アクションセンターの起点となるエレメントを設定するため、赤いボックスにくっついている面を指定します。

ここで絶対ハンドルオプションをオンにします。ハンドルの形が変化します。ハンドルの中間にある丸いマークでボックスのサイズを認識させます。丸いマークを掴んで、反対側の面を定義します。絶対ハンドルで指定されたサイズを、スケールのハンドルで指定する場所まで動かすことになります。スケールのハンドルを緑の面にスナップするように動かすと、ピッタリとスケールさせることができるようになります。

このように、他のメッシュの大きさに合わせてサイズを合わせたい場合などに、この絶対ハンドルは非常に便利に使えます。