車と車輪の動きを連動させるには


https://www.youtube.com/watch?v=sleDhtYjsQU

車を動かしたら自動的にその走行距離に合わせて車輪も回転する、といったシーンを作る際に便利なモディファイヤがMODOには標準で用意されています。今回はそのRevolve(リボルブ) チャンネルモディファイヤの設定方法について解説します。このビデオはpixelfondueのサイトで公開されているビデオをもとに作られています。

このサンプルシーンでは車、そして四つの車輪が、グループロケータMaster_Moverの中にまとめられています。車の移動はこのMaster_Moverで行うようにいたします。その時、車の走行距離の計算に必要となるのは、ワールド座標におけるトランスフォームの情報ですので、まずはMaster_Moverのワールド位置ワールド回転をスケマティックビューへと追加します。

チャンネルリストからワールド位置ワールド回転とを選択したら、右クリックからチャンネルをスケマティックへ追加をクリックします。これでノードが追加されました。

最終的に動かすのは四つの車輪のX軸に対する回転ですから、車輪のX回転チャンネルをスケマティックへと追加します。アイテムリストから四つの車輪のアイテムを選択したら、チャンネルリストの設定オプションから結合を表示で同じ種類のチャンネルをまとめて表示するように切り替えます。4つのタイヤの回転チャンネルがまとめて表示されるようになりますので、これを選択しスケマティックビューへと追加します。こうすることでまとめて一度に回転チャンネルを追加できるようになります。

あとは、追加ポップアップ > チャンネルモディファイヤその他のカテゴリにあるRevolveチャンネルモディファイヤを追加します。Master_Moverのワールド位置をRevolveの位置へ、ワールド回転をRevolveへの回転へと接続したら、タイヤのノードをすべて選択し、Shiftキーを押しながら回転チャンネルをRevolveの角度出力へと接続します。

Master_Moverを動かしてみると、車の移動に従って自動的にタイヤも回転していることがわかります。ただし、このタイヤの回転というのは、タイヤの大きさによって当然変わってきます。Revolveのプロパティを見てみると、半径を指定する箇所があり、これがタイヤの半径を設定する箇所となっています。

今回の場合、タイヤを選択しモデリング座標へと切り替えたら、ビューメニュー > 寸法ツールで起動し確認してみると、直径が842.757mmmとなっていますので、この半分の値を半径として入力すれば良さそうです。あらかじめ半分の値を計算して入力しても構いませんが、MODOでは数値入力のフィールドで四則演算をそのまま入力して実行することができますので、Revolveの半径へは直径である842.757mm / 2と入力します。このように指定することで、自動的に半分の値を計算して入力してくれることになります。

Revolveチャンネルモディファイヤを設定するだけで、このようにMaster_Moverの動きに合わせた車輪の回転を自動的に行ってくれるようになります。