カーブをアニメーションさせるには

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今回はカーブのメッシュをアニメーションさせる方法をご紹介します。カーブのメッシュをアニメーションさせることができれば、形状を変化させながらメッシュが伸びるようなアニメーションが可能になります。

まずはカーブをひとつ作成してみます。見やすいように、ショートカットキーOでビューポートのプロパティを出したら、アクティブメッシュのポイントサイズ独立オプションをオンにし、ポイントサイズを大きめに設定しておきます。

カーブをアニメーションさせるということは、カーブを構成する頂点をアニメーションさせるということになります。この頂点をアニメーションさせるには、トランスフォームのデフォーマを使用します。トランスフォームのデフォーマを使用するには、そのデフォーマの影響を受ける範囲を設定する必要がありますので、まずは各頂点に対して、その頂点のみが属するウェイトマップを設定します。

頂点を一つずつ選択しては、リストタブ ＞ ウェイトマップ ＞ (新規マップ)をクリックして、ウェイトマップを設定します。ウェイトマップを設定したら、セットアップレイアウトに入ります。カーブメッシュを選択し、トランスフォームのデフォーマを適用します。トランスフォームのプロパティを見てみると、1番目の頂点に対するウェイトマップが設定され、トランスフォームのエフェクタも1番目の頂点の場所に配置されています。

次にもう一度トランスフォームのデフォーマを適用します。今度は2番めの頂点に対してトランスフォームさせたいので、ウェイトマップ名称のプルダウンから対応するウェイトマップを選択し、2番めの頂点の位置へとエフェクタを動かします。Xキーを押すと、一時的にスナッピング機能がオンになりますので、あらかじめスナッピングの対象をポイントに設定しておけば、簡単に頂点に対して配置することが可能になります。このようにして、各頂点に対してエフェクタを設定します。

すべて設定し終えたら、セットアップモードを抜けます。操作しやすいように、アイテムリストからエフェクタをすべて選択し、ロケータタブのシェイプをカスタムにし、シェイプを円に、ビューに向けるオプションをオンにし、適切なサイズへと半径の値を設定します。円を掴んで動かせば、カーブを編集できるようになります。この編集するためのエフェクタはアイテムですので、位置のアニメーションをつけることができ、それに伴い、カーブもアニメーションするようになります。