月別アーカイブ: 2018年4月

制作事例:「建築パース in V-Ray for MODO」株式会社 意匠計画様

高品質なレンダリングを可能とするMODOの外部レンダリングプラグインであるV-Ray for MODO、ご利用いただいているユーザー様も増えてきているようです。そんな中、V-Ray for MODOの開発元であるChaosGroup社のウェブサイトに昨年のMODOユーザーミーティングでもご登壇いただきました株式会社 意匠計画様のインタビューが掲載されています。今回はそのインタビュー内容の日本語訳が、株式会社オーク様より公開されていましたので、ご紹介いたします:

ユーザーインタビュー : 株式会社 意匠計画 [V-Ray MODO]

意匠計画様でのV-Ray for MODOの活用例として、丁寧にご紹介されています。V-Ray for MODOに興味をお持ちの方は、必見の記事となっておりますので、ぜひご覧ください!またMODO販売取扱代理店である株式会社オーク様では、MODO 12 + V-Ray 3 Workstation for MODO(バンドルパック)の取扱を開始したそうです。MODOと同時にV-Ray for MODOの導入をご検討されている方は、ぜひこちらもご覧ください!

MODO 12 + V-Ray 3 Workstation for MODO(バンドルパック)

 

MODO 12.0 新機能【サーフェイスストリップとプロシージャルモデリングの組み合わせ】

前回ご紹介したMODO 12.0の新機能【MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能】で作成するモデル表面上のストリップに対し、今度はダイレクトモデリング/プロシージャルモデリングと組み合わせてどのように処理を行えるのかを解説しているのが、本日ご紹介する【サーフェイスストリップとプロシージャルモデリングの組み合わせ】です:

サーフェイスストリップとプロシージャルモデリングの組み合わせ

ダイレクトモデリングはお手軽ですし、プロシージャルモデリングを使えば、後から何度でも処理を変更したり追加したり、大元のFusion Item自身に修正を加えたり、さらにはアニメーションまで行えたりと、柔軟な操作を行うことができますので、ぜひこのサーフェイスストリップ機能、試してみてください!

 

事例紹介:MODO+CharacterBox

MODOのキャラクタアニメーション用プラグインCharacterBoxを活用して制作されたステキな作品をご紹介します。イーロン・マスク氏率いるSpaceX社が宇宙へ送り出した「テスラ・ロードスター」を描いたユニークな作品です:

作者はMatt Meersbergen氏。日本のCMなども手がけられており、ウェブサイトには数多くの静止画・動画の作品が溢れています。見ているだけでも楽しくなるような作品の数々を、どうぞお楽しみください!

Matt Meersbergen氏

また氏も使用されているキャラクタアニメーション用プラグインであるCharacterBoxも、現在月1ペースで開催していますMODO無料体験プログラム ~アニメーション編~で、実際に体験していただくことが可能です。直近では5月15日(火)に開催予定となっておりますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひこちらの受講もご検討ください:

05/15(火) 無料体験プログラム ~アニメーション編~

 

MODO 12.0 新機能【MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能】

本日ご紹介するMODO 12.0の新機能は、MeshFusionに新たに実装されたサーフェイスストリップという機能です。MeshFusionといえば、サブディビジョンサーフェイスのメッシュに対するリアルタイムブーリアンツールですが、メッシュ同士を組み合わせてくっつけたり、彫り込んだりする他に、メッシュ同士が交差する部分にストリップ(筋)をつけるのが、サーフェイスストリップ機能です。

MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能

次回はさらに、このサーフェイスストリップ機能で作成されたストリップを、ダイレクトモデリングおよびプロシージャルモデリングでどのように加工できるのかを解説していきますので、お楽しみに!

 

MODO 12.0 新機能【レンダリングフレーム範囲の細かな設定方法】

これまで地味に要望の声が多かったレンダリングのフレーム範囲を調整する機能が、MODO 12.0で実装されました:

レンダリングフレーム範囲の細かな設定方法

小さな機能追加ではあるのですが、アニメーションをレンダリングしようとする場合、この機能があるとかなりスムーズに事が運びますよね。またフレーム範囲の方法も様々に用意されており、プリセットで選んで指定できるため、設定方法を全て覚えていなくても大丈夫。とても親切な設計になっていますよ!

 

キット:「The Instant Lighting Kit for Modo」

MODOにおけるレンダリング関係のチュートリアルマテリアルも作られているクリエイターRichard Yot氏から新たにレンダリング関係のキット「The Instant Lighting Kit for Modo」がリリースされました。このキットは短時間かつ最短の手数で美しいレンダリング結果を出すインスタントライティングを設定するためのキットです:

The Instant Lighting Kit for Modo

なかなかお手軽そうなキットだなー、ということで早速購入して試してみました!

購入後、ダウンロードしたInstant_LightingフォルダをKitsフォルダの中にコピーすればインストールは完了です。Kitsフォルダの場所がわからない場合は、システムメニュー > コンテントフォルダを開くを実行すれば、Kitsフォルダの場所がすぐにわかります。

MODOを起動するとツールバー上には新たなInstant Lighting用のアイコンが出てきますので、そちらをクリックするとプリセットが登場します:

instant_lighting01

背景用となるメッシュも用意されていますので、メッシュを設置し、スタジオ・屋内・屋外とお望みの環境を読み込んで設定するだけ。キット名の通り、ぱぱっと設定して見栄えのするライティングを実現できるとってもお手軽なインスタント設定です:

instant_lighting02

このキットの価格はお求めやすい$30。個人的には$30でこの手軽さが手に入るのであれば安い!という印象でした。難しい調整も必要なく、ぱぱっと見栄え良く見せたいといった用途であれば、大変おススメなキットです!

 

MODO 12.0 新機能【メッシュペイントによる新たなメッシュの複製方法】

MODOにはメッシュを複製する際に様々なツールが用意されていますが、メッシュペイントツールもその一つです。ペイントするように直感的にメッシュを配置できるこのメッシュペイントツールが、12.0からはさらに拡張され、直線状に、配列上に、また放射状にペイントしながらメッシュを配置できるようになっています:

メッシュペイントによる新たなメッシュの複製方法

今まであまりメッシュペイントツールは使ってこなかったな、という方もぜひ活用してみてください!MODO 12をお持ちでない方は、体験版をご用意致しておりますので、ぜひそちらで実際に操作をお試しください:

MODO 12 体験版

 

MODO 12.0 新機能【ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置】

MODO 12では過去リリースされたMODO 10およびMODO 11と同様、12.0を含む3回のフィーチャーセットリリースが予定されていますが、今回のMODO 12.0では主にモデリング部分にフォーカスした新機能が多く搭載されています。

本日ご紹介するMODO 12.0新機能日本語解説ビデオは、「ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置」です:

ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置

従来のジッターツールはメッシュの全ての頂点に対してランダムな移動値が加えられていましたが、12.0から搭載されたリジッドオプションを使えば、連結しているジオメトリもしくは選択しているジオメトリ単位に対してランダムな値を加えますので、ランダムなモデルの配置があっという間に出来上がります。またジオメトリだけではなく、UVに対しても同様に動作するすぐれものですので、モデリング作業がさらに楽になりますね!

本日からMODO 12.0v1の体験版も公開致しておりますので、ぜひMODO 12新機能をお試しください!

MODO 12 体験版お申し込みページ